こともなし

晴。
 
NML で音楽を聴く。■バッハのパルティータ第六番 BWV830 で、ピアノはシュ・シャオメイ(NML)。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第五番 op.18-5 で、演奏はベルチャ弦楽四重奏団NMLCD)。ベルチャQ は現代的な弦楽四重奏団で、どの演奏を聴いても新鮮。このベートーヴェンはかなり荒っぽいが、それでもおもしろく聴かせる。いや、いまのカルテットが弾いても、初期ベートーヴェン、おもしろいんだなーって。
 
スーパー。今日は一時間遅いせいなのか、なぜか客が多い。どうでもいいけれど、サンマっていまやほとんど見ないし、あっても細細のやつだけだよな。いろいろ、気候変動や、国際的な事情など、あるみたいだが。ま、行くスーパーにも拠るとは思うんだけど。
 
昼食はコメダ珈琲店各務原那加住吉店にて。いつものミックストースト+ブレンドコーヒー1160円。いい天気で、腹がくちてのんびり運転して帰ってくる。
 

 
夜。
Maria João Pires live at Jardin Musical - YouTube
一時間のミニコンサートの配信。最近の演奏だろうか、もう手があまり動かないのか、「ベルガマスク組曲」が20分もかかっている。ゴツゴツしたドビュッシー、しかし、聴けない、悲惨な演奏、という感じは(わたしには)まったくない。ピリスの表情は演奏のあいだあまり変わらず、瞑想でもしているみたい。
 ショパンノクターンはさすがにすばらしい。通俗曲の op.9-2 で思わずじんときてしまったわたし。あとは op.27-2 が特によかった。iPad mini の貧弱なスピーカーで視聴。
 
Graduation Recital: Aimi Kobayashi, piano - YouTube
うーん、小林愛実は好きなピアニストなんだが、これはピンとこなかった。途中で断念。ピリスを聴いたあとに聴いたのがいけなかったか。説得力がまるでちがう。
 
寝ころがってアバドモーツァルト、いわゆる「ハフナー交響曲」を聴く(モーツァルト管弦楽団NML)。じつにいきいきとした、挑戦的な演奏。古楽器オーケストラ以降のモーツァルト、ってことも織り込んでいるのだろうな。わたしは晩年のアバド、大好き。
 ブリテンのチェロ・ソナタを、ロストロポーヴィチのチェロと作曲者自身のピアノで聴く(NML)。ブリテンの音楽は、時に来歴がわからないような、不思議なオリジナリティをもっている。こんな変わったチェロ・ソナタは他にあるまい、と思えるほど。演奏も最上。
 ユジャ・ワンドゥダメルの演奏で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番の録音を5分くらい(NML)、第三番を1分くらい聴く(NML)。
 望月優芽子のピアノで、ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」を聴く(NML)。きれいな音をもっているな。
 以上、すべて寝ころがって、iPad mini の貧弱なスピーカーで聴いたもの。