八ヶ岳山麓縄文文化探訪家族旅行(第二日)

昨日はひどく暑かったですが、二日目は雨になる予想。
 
宿をチェックアウトしたあと、諏訪湖畔にあるハーモ美術館へ。

アンリ・ルソーグランマ・モーゼスなど、いわゆる「素朴派」といわれるタイプの絵を特に収集・展示している個人美術館です。充分に楽しめました。僕は幻想絵画を好むので、ダリの版画セット(『ふしぎの国のアリス』の挿絵として作られています)もよかったですね。ルオー、シャガールマティスの版画・ステンシルなどもあります。諏訪へ行かれる方にはお勧めできます。

ダリの彫刻。これだけは撮影可能です。

美術館2Fから見た諏訪湖
 
最後は、諏訪の隣の岡谷の岡谷美術考古館へちょっと寄ってみました。雨になる。

田中隆夫(1923-1980)という地元画家の展覧会をやっていました。悪くない。

ここにも縄文土器が。まさに縄文に憑かれた旅行になりました。
 
あとは帰るだけ。11時に長野道の岡谷IC から高速に乗ります。強い雨

途中、駒ヶ岳SA の雨の様子。ここで昼食を摂り、四時間くらいかけて15時頃に帰宅。総走行距離は 520.7km でした。
 
 
すばらしい土器を大量に見て、縄文についていろいろ考えさせられました。半分冗談半分本気ですが、わたしは日本のピークは縄文時代だったと思っているくらいです。現代日本の都会、現代日本の田舎。八ヶ岳山麓という山深いところで、なぜこれほどのことが可能だったのか。現代の田舎で、何かが可能なのか。都市的感性がきわめて貧しい現在、我々はどうしたらよいのか。