八ヶ岳山麓縄文文化探訪家族旅行(第一日)

八ヶ岳山麓(長野県、山梨県)の縄文文化を、家族で訪ねてきました。
 
朝八時前に出発、岐阜各務原IC から東海北陸道東海環状道、中央道と東へ、小淵沢IC で高速を降りて、まずは「道の駅 信州蔦木宿」にて昼食。第一の予定地である井戸尻考古館を訪れます。

駐車場から。雪を頂いている奥の山は甲斐駒ヶ岳です。
以下、すばらしい縄文土器土偶のほんの一部です。じつに見事で高度、感動的なものが多く、興奮しました。

目が飛び出しているのはカエルのようです。



あと、撮影不可になっている土器に、人面香炉状のすばらしいものがありました。中沢さんと坂本龍一さんの対談本掲載の写真で見たものです。

敷地内にあった双体道祖神。このあと、考古館の隣の歴史民俗資料館にも立ち寄りました。
 
山梨県に入ります。暑いので、「道の駅 こぶちざわ」に寄っておいしいアイスコーヒーで休憩。そこから途中の「三分一湧水」にも立ち寄ります。

三分一湧水。貴重な湧水を農業用に三等分するための施設だそうです。
 
北杜市考古資料館へ。畑の中にある新しい資料館ですが、詳しいことは何も知らなかったのです。ここが予想を超えてすごかった。すばらしい縄文土器がてんこ盛り。


陽根のそそり立つ石棒。古代人のパワーを感じます(笑)。

顔が直接下半身に繋がっています。タコのように突き出た口は、何を意味しているのだろう。


これが見事。出産を表しているとされ、子供が顔を出しています。ただ、下部のライトが明るく、きれいに撮れないのが残念。中沢さんの『精霊の王』の表紙が、この土器の写真を使っていてよく知っていましたが、これがここにあるとは。
 
諏訪まで高速を使って戻り、諏訪湖畔の「上諏訪温泉しんゆ」に宿泊。以前にも泊まったことがあります。
夕食は宿の近くの「レストランくらすわ」にて。おしゃれなレストランでかなり客が入っていましたが、コース料理を頼んだのですけれど、見た目がよいだけで、味は全然大したことがなくてガッカリさせられました。