NHKスペシャル「海の異変」を観る

晴。

スーパー。肉屋。
30℃なくて涼しい。

安永祖堂老師を読む。

NML で音楽を聴く。■モーツァルトのピアノ協奏曲第二十二番 K.482 で、ピアノと指揮はゲザ・アンダ、カメラータ・ザルツブルクNMLCD)。■リムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」 op.34 で、指揮はロリン・マゼールベルリン・フィルハーモニー管弦楽団NML)。

松村禎三(1929-2007)のピアノ協奏曲第一番で、ピアノは渡邉康雄、指揮は野平一郎、オーケストラ・ニッポニカ(NML)。いまでは可能性の少なくなった昭和の日本だが、それにふたたび慣れるまでは個人的にかなり苦痛だった。しかし、いまの人たちにはこういう日本は忘れられているので、却って新鮮に感じられても驚かない。渡邉康雄の明快なピアノが好演。松村禎三の「ゲッセマネの夜に」で、指揮は野平一郎、オーケストラ・ニッポニカ(NML)。
 
気温も高いが、湿度が高くて蒸し暑いのがかなわない。湿気で床がベタベタするくらい。


夜。
録画しておいた、NHKスペシャル「海の異変」を観る。海洋酸性化の話。現在でも増加し続ける大気中に放出される二酸化炭素が海に溶け込むため、海が酸性化しているという。現在の世界の海の pH は平均で 8.1、ややアルカリ性寄りだが、海洋酸性化の進む北極海では、ある場所で pH 7.5 まで酸性化している。このまま進めば、2100年には世界の海の平均値として pH 7.7 にまで酸性化するという予想がある。結果として、概算で海の生物の20%が死滅するという試算がある。
 この番組によると希望がないわけでなく、人工的に作られたいわゆる「生物ポンプ」の働きによって、海水中の二酸化炭素を炭素化し、海底に沈めることが考えられている。ただそれでも、現在増加中の排出される二酸化炭素の極一部を処理できるだけであり、とにかく炭素のエミッションを 0 にすることが必要だ、という。
 日本では指導的な立場にある少なからぬ知識人が「気候変動問題は強調されすぎている」としており、ネットでも気候変動問題の重要性を強調するとむしろ嗤われる雰囲気を感じるが、本当にそんなことでいいのだろうか。気候変動問題はフェイク? どうも日本はあまりにもそちら寄りの「空気」であるが、わたしは心配だ。