曇。
夢。わたしは高校生くらいで、学校でバス遠足に出かけている。各自自由行動で、三人で行動するが、わたしはそのうち他の二人とはぐれて、ひとりで廻っている。食事もひとり。荷物は他の高校に置かせてもらっているのだけれど、帰ってきたら、全校生徒がグラウンドで体操をしており、荷物に近づけない。
四時半くらいに目覚めて、短時間睡眠だが充分寝たと感じるけれど、そのうちまた眠ってしまう。夢の続きを見る。
NML で音楽を聴く。■バッハのフランス組曲第五番 BWV816 で、ピアノはアンドレイ・ガヴリーロフ(NML、CD)。■ハイドンのピアノ・ソナタ第四十二番 Hob.XVI:27 で、ピアノはツィモン・バルト(NML、CD)。
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豊崎由美氏「TikTokみたいな、そんな杜撰な紹介で本が売れたからってだからどうした」「書評書けるんですか?」~それへの反響 - Togetter
豊崎社長、めっちゃくっちゃに叩かれているな。この人、自分の書評能力に自信と誇りをもっている(そして、何かに憤りを感じている)からこういう発言になったのだろうけれど。まあ、ツイッターなんぞで有名人がこういう発言をすれば、こういう結果になるのは意外でも何でもない。なお、わたしは TikTok って一度も見たことすらないという老害である。
わたしは、本なんか読んだってだからどうした、ってなことを時々自分に対して思う。
昼食前、散歩。晴。
ウチのシクラメン。いや、買ってきたやつですけれど。
大豆畑。
隣の村の神社の磐座(いわくら)。ここの磐座は雰囲気がある。
途中でカメラのバッテリーが切れてしまった。写真を撮りながら歩いていると視覚が鋭敏になるので、あとは世界の美しさを堪能しながら歩いていた。
■バッハのフランス組曲第一番 BWV812 で、ピアノはアンドレイ・ガヴリーロフ(NML、CD)。
珈琲工房ひぐち北一色店。山田稔を読む。ふと、実際の山田稔さんはどういう人なのだろうなと思う。ネットからうっすらと見えてくるのは、京都の文人のいまや長老として、敬意を抱かれている常識人という感じだが。山田さんのエッセイ的文章は基本的に一人称であり、書き手の目から世界が眺められていて、書き手その人が客観的に捉えられているところはほとんどない。それに、これは文学であるから、現実の自分など意味がなく、すべては散文芸術が優先されているであろう。――なんてことは、どうでもいいのだけれどな。
■バッハのピアノ協奏曲ニ短調 BWV1052 で、ピアノと指揮はダヴィド・フレイ、ブレーメン・ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団(NML)。よい。この曲はたぶんバッハの比較的若い頃の作品で(よく知らない)、その頃のにはカッコいい曲がいっぱいある。その中でもこれは代表的にカッコいい曲なんだよね。そういうところがよく出た演奏。もともとはチェンバロのための曲であるが、ピアノで弾いたものをわたしは好む。マレイ・ペライアの録音なんかが、特に好きだ。
夜。
『宇宙よりも遠い場所』第3話まで観る。