坪内祐三『大阪おもい』

晴のち曇。
 
午前中、RubyAtCoder
 
図書館。
 
図書館から借りてきた、坪内祐三『大阪おもい』読了。坪内氏による大阪本。前著に『まぼろしの大阪』というのがあるらしい。いまわたしは頭の調子が悪いので、本書のような軽い(高級)雑文集は楽しく読めた。坪内氏はいうまでもなく都会人であり、本書もまた都会の粋(「すい」でも「いき」でもいい)に関する本であるといっていいだろう。わたしは都会は好きだが、結局「都会の粋」はわからなかったなと思う(当たり前か)。本書に「田舎者」という語が蔑称として使われているが、まあ、やかましくいうほどのこともない。田舎者、か。

坪内氏には、たぶん名古屋は都会に入らなかったような気が、何となくするのだが。
 
夜。
NML で音楽を聴く。■バッハのフランス組曲第一番 BWV812、第二番 BWV813 で、ピアノはアンドレイ・ガヴリーロフNMLCD)。■バッハの無伴奏チェロ組曲第五番 BWV1011 で、チェロは藤原真理NMLCD)。