こともなし

晴。
 
生きる意欲がだだ下がりになっている。世の中クソばかりという気になったりするが、もちろん実際はそうでないことをわたしはよく知っている。たんにわたしが世の中から孤立しているだけで、問題は自分にあるのだ。しかし、それもどうでもいいといえば、どうでもいい。
 
ブログ日記を一部分書籍化したもの、落掌。
 
昼。
夕方まで自分のブログ本をじっくり読む。我ながら救われるな。よく「ブログなんか止めちゃえ」って思うけれど、まあ、仮に誰にも伝わっていなくたって、自分の元気が出ればいいか、って感じになる。
 
金柑をもいで食う。もうみずみずしさは失われているけれど、凝縮されて甘い。
 
 
NML で音楽を聴く。■カスパー・クンマー(1795-1870)の「気晴らし」 op.38 で、フルートはフアン・コシオ、ギターはアグスティン・マルリ(NML)。

■イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第一番 op.27-1 で、ヴァイオリンはダニエル・マテイチャ(NML)。■フランクのピアノ五重奏曲 ヘ短調で、ピアノはマーティン・クレット、アルミーダ四重奏団(NML)。大好きな曲に名演が生まれた。もしかしたら、決定的名演かも知れない。盛り上がるところではすごい迫力で、特に第一楽章には泣かされた。
Piano Quintets

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夜。
■バッハのチェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV1052 で、ピアノはマーティン・クレット、他(NML)。これは活きのいい演奏。バッハの中でもとりわけカッコいい曲を、クッソカッコよく演奏している。オーケストラ・パートは弦楽五重奏と、室内楽編成となっているのだが、これが切れ味がよくてまたカッコいい。上でフランクのピアノ五重奏曲がすばらしかったのでマーティン・クレットをさらに聴いてみたのだが、これは個性的なピアニストだな。
Lamento -Digi-

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■バッハのチェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV1056 で、ピアノはマーティン・クレット、他(NML)。
 
転生したらスライムだった件』第19話まで観る。