笙野頼子『だいにっほん、ろんちくおげれつ記』

雨。
図書館から借りてきた、笙野頼子『だいにっほん、ろんちくおげれつ記』読了。三部作のその二。何というか……ぶっ飛んでいますね。ロリ(コン)批判、ペド(フィリア)批判、AV批判、援交批判などはまだわかりやすいが、本書の「死者」って何なのだろうか。そして、どうして「蘇生」しているのか。色々考えさせるが、安易な回答を許さない。そして、今の日本が本当に「ネオリベ」だけで切れるのか。しかしまあ、これは読んでおいた方がいい小説にちがいはない。こんな八方破れの小説を書こうなんて人は、滅多にいませんよ。「純文学」なんて言葉にはあまり意味はないが、もし純文学があるとすれば、まさしくここにあるだろう。

だいにっほん、ろんちくおげれつ記

だいにっほん、ろんちくおげれつ記


県図書館。
Visual Basic の入門書を借りてくる。これを見る限り、そんなにむずかしい言語ではないな。簡単なプログラムでも書いてみるか。
Visual Basic 2008入門

Visual Basic 2008入門

取りあえず HelloWorld を書いてみたのだが、Visual Studio でボタンを配置したりだとか、変な感じ。いきなり GUI なんだな。