バタイユ『青空』

晴。
ジョルジュ・バタイユ『青空』読了。天沢退二郎訳。以前、『空の青み』という題での新訳(伊東守男訳)を読んでいたのだが、内容はほとんど憶えていなかった。頁をパラパラ繰ってみると、伊東訳もよさそうだが、それはそれでこの天沢訳もよい。バタイユ若書きの小説で、エロティックかつ暴力的というのが、既にバタイユらしい。

青空 (晶文社クラシックス)

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空の青み (河出文庫)

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