ダンセイニ『世界の涯の物語』/小田切博『キャラクターとは何か』

晴。
カルコス。
ロード・ダンセイニ『世界の涯の物語』読了。この幻想短編集は気に入った。ちょっとボルヘスみたいで(順番が逆か)、素敵におもしろい。古色蒼然たる銅版画の世界。現代のRPGなどの源流もこれだな。

世界の涯の物語 (河出文庫)

世界の涯の物語 (河出文庫)

田切博『キャラクターとは何か』読了。本書とはあまり関係のない話だが、ファミコン以前の、PC-9801とかFM-7など向けのパソコン・ゲームや、雑誌『ログイン』などの創ったパソコン文化は、今では存在しないことになっているのでしょうか。本書巻末の年表にも、一切言及なし。
キャラクターとは何か (ちくま新書)

キャラクターとは何か (ちくま新書)