市田良彦『ルイ・アルチュセール』

曇。
起きて睡眠の後始末が大変。

夕方、カルコス。まずは「群像」の中沢さんの連載を立ち読みで再読。新書コーナーではめずらしく浅田さんが新書のオビに推薦文を書いていたので、それと、あとは梶谷先生の中公新書を購入する。岩波文庫にはカルヴィーノの新刊あり。カルヴィーノはこれまでかなりが文庫化されたが、文庫新刊はひさしぶりな気がする。かつての文庫本(岩波文庫河出文庫が多かったように覚えている)はどれくらい生き残っているのだろうか。
沖縄関連本などまだ買いたい本があった。次回行ったときに検討しよう。

何となく何か飲みたかったので、コンビニに寄って伊藤園のオレンジジュースを買う。


市田良彦ルイ・アルチュセール』読了。副題「行方不明者の哲学」。このところ、絶対にわからないと思うがフーコーを読み直してみたいと何となく思っていた。本書は背中を押してくれたかも知れない。無意味な行為でも、いいではないか。本書も、一行たりとも理解できなった。最近ではいちばん愉快な読書だったのは確かである。

 
NML で音楽を聴く。■ショパンのピアノ・ソナタ第三番 op.58 で、ピアノは阪田知樹(NML)。これは見事。阪田知樹は2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクールで優勝しているそうで、若いが既によく知られたピアニストらしい。すごい才能を感じる。研鑽を積んだら、世界的ピアニストになれるかも知れない。
スペイン狂詩曲~阪田知樹デビュー!

スペイン狂詩曲~阪田知樹デビュー!

■ニールセンのヴァイオリン協奏曲 op.33 で、ヴァイオリンはリーヤ・ペトロヴァ、指揮はクリスティーナ・ポスカ、オーデンセ交響楽団NMLCD)。