晴。
三時間くらい眠って目が覚める。全然眠くないのでふとんの中で朝までマンガを読む。明け方、二時間ほど二度寝。ひどい偏見に満ちた夢を見る。
スーパー。
暖かい。隣の畑をツグミが歩いていた。
NML で音楽を聴く。■モーツァルトの弦楽四重奏曲第十九番 K.465 で、演奏はズスケ・クァルテット(NML)。ズスケ・クァルテットのハイドン・セット、やわらかくていきいきしていて、とってもいいな。
コメダ珈琲店各務原那加住吉店にて昼食。いつものミックストースト。市内の中学校の卒業式らしく、胸に(紙の)花をつけた母親たちが入ってくる。
ほんと暖かくていい天気。お昼の時間で、働いている人たちが市役所からぞろぞろ出てくる。「学びの森」の駐車場がいっぱい、たぶん、小さい子を連れた家族がたくさん来ているのだろう。
■オネゲルの交響曲第五番「三つのレ」で、演奏はシャルル・デュトワ、バイエルン放送交響楽団(NML、CD)。■オネゲルの交響的運動第一番「パシフィック231」、第二番「ラグビー」で、演奏はシャルル・デュトワ、バイエルン放送交響楽団(NML、CD)。
夜。
■ウェーベルンの「夏の風の中で」で、指揮はピエール・ブーレーズ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(NML、CD)。どこかリヒャルト・シュトラウスの交響詩のような曲だな。わたしの感受性を超えている。ブーレーズはさすが。
「Charlotte」(2015)第4話まで観る。「Angel Beats!」と同じスタッフで作られているそうで、よく対にして紹介されている。とりあえず、音楽がいいな。
オウィディウス『変身物語』
晴。昧爽起床。
NML で音楽を聴く。■ショパンのポロネーズ第四番 op.40-2、第五番 op.44、第一番 op.26-1、第二番 op.26-2 で、ピアノはラザール・ベルマン(NML)。
閉じた貧しさの中に消滅していく。
昼から県営プール。
外気18℃でちょっと暑いくらい。外出に上着を着なかった。ウチの紅梅の蕾がパンパンにふくらんで、いまにも咲きそう。
中沢さんをちょっと読んでは休憩し、というのを繰り返す。
夜。
図書館から借りてきた、オウィディウス『変身物語2』読了。高橋宏幸訳。かつて岩波文庫本で読んだので、再読ということになるか。しかし、しっかり咀嚼したといえるかは疑問。
プールへ行くと花粉症がひどくなる季節がやってきた。鼻水は出るし、目がかゆい。
『コレクション瀧口修造8 今日の詩と造形』
日曜日。曇。
NML で音楽を聴く。■シェーンベルクのピアノ協奏曲 op.42 で、ピアノは内田光子、指揮はピエール・ブーレーズ、クリーヴランド管弦楽団(NML)。
昼。
■ブラームスのピアノ協奏曲第一番 op.15 で、ピアノはマウリツィオ・ポリーニ、指揮はカール・ベーム、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(NML)。もう何十回聴いたかわからない録音だが、初めてのように感動してしまった。アニメを「記憶を消してもう一度観なおしたい」っていう人がよくいるけれど、それみたいな感じ。で、その後に得た新しい感受性もあるし、よけい感動して泣きそう。わたしはジャメ・ヴュの人か? ポリーニのみならず、最晩年のベームもウィーン・フィルもすばらしいな。1979年の録音。■ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第十三番 op.130+大フーガ op.133 で、演奏はプラジャーク・クヮルテット(NML)。
珈琲工房ひぐち北一色店。ひさしぶりにひぐちのおいしいコーヒー。土日は混んでいるな、帰るとき、駐車場に空きがなかった。
図書館から借りてきた、『コレクション瀧口修造8 今日の詩と造形』ようやく読了。読み終えて静かな気持ちになる。
閉じた貧しい精神の中に消滅していくわたしを追求する。
夜。
澁澤龍彦の『ドラコニア綺譚集』中の、「ラテン詩人と蜜蜂について」「鏡と影について」「桃鳩図について」をひさしぶりに読み返す。どれも間然とするところのない見事な文章、エッセイの名品だ。わたしは二十代のときからこの中の「鏡と影について」が特に好ましくて、繰り返し読んだものであるが、老年が近くなったいまでも、あいかわらず好ましい。そしてその中身は、いま思えば、あたかも自分の人生を予告したもののようでもある。もっとも、わたしが完成された道士になった、というわけではないのだが。
早寝。
こともなし
晴。
夕方までぼーっとする。『河合荘』(マンガの方の)中毒の禁断症状が出るが、がんばって(?)我慢して今日は読まない。
毎日のように紅梅の蕾がふくらんでゆく。
NML で音楽を聴く。■バッハのフランス組曲第四番 BWV815、第五番 BWV816、第六番 BWV817 で、チェンバロはエヴァ・ムロフツァ(NML、CD)。ムロフツァのフランス組曲、悪くなかった。
夜。
■ウィスペルウェイのチェロでベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集の録音が始まったが、第一番(NML)をちょっと聴いてみたけれど、ピアニストの実力がウィスペルウェイに合っていないんじゃないかな。■リゲティの「おお、若さよ」、「パーパイ夫人」、「カーライ・ケットゥシュ」、「マートラセントイムレの歌」で、指揮はユヴァル・ワインバーグ、南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル(NML)。リゲティの無伴奏合唱曲集。
禁断症状が出て、結局朝近くになるまでまた『河合荘』全11巻を読み返す。(👈こいつ、バカだな…。)もうこれで、細部までほぼ味わい尽くした自信、ある笑。最強ラブコメ、律ちゃん最強ヒロインだな。
アマゾンのレヴュー、第9巻のがすごいことになっている。が、僕は第7巻も好きだ。お互いに誤解しまくってややこしく拗らせた末。
あー、恥ずかし。
「僕らはみんな河合荘」全11巻を読む
晴。
夕方、肉屋。カレー肉、ちょっと小さ目のやつにしてしまった。
Kindle版で『僕らはみんな河合荘』全11巻を読む。昨日の夜から今日も一日中、繰り返し読んでいる。キモいおっさんだなあ。よく指摘されているけれど、変人たちの集まる河合荘でラブコメやってるってところは、大昔の『めぞん一刻』に似ているといえば似ているかな。でも、響子さんの際限のないヤキモチを楽しむ『めぞん一刻』とはちがって、『河合荘』は「仏像」といわれるくらい他人に興味がない(で、本ばかり読んでいる)律ちゃんが、ピュアな宇佐くんのアタックに少しずつ「溶けて」いくのがいいんだよね。コメディが強いのが、恋愛パートの強いスパイスになっているところは、両者ともよく似ている。あー、『河合荘』よすぎて、むっちゃハマったわ。笑わせられながら、同時に泣かされるところがたまらない。この上ないハッピーエンドだけれど、最後は河合荘の皆んな、バラバラになっちゃうところもせつなかった。
こともなし
晴。いい天気。はや三月だ。
何かかったるくて家事をするのがめんどうくさい。眠い。横になっていたい。
スーパー。
昼食(半田麺)あたりから調子が出てくる。食後にインスタントコーヒー。
散髪。さっぱりした。
曇。梅の木にジョウビタキが来ていた。この鳥は近くまでくる。
一時間ほど散歩。
ゴイサギの幼鳥らしい。
散歩したら目がかゆくなった。花粉の季節だな。
夜。
「僕らはみんな河合荘」(2014)第12話(最終話)まで観る。まずまずおもしろかったのに、2期ないんだな。まあ、確かにちょっと地味な作品だけれど、残念。せっかく宇佐くんと律ちゃん、いい雰囲気になってきたのに。
続きが気になるので、原作マンガを Kindle で全巻まとめ買いして夜遅くまで読み耽る。いやこれ、原作最高だな。これを読むと、アニメは細かいところまで相当原作に忠実に作られていることがわかる。でも、忠実すぎてちょっとテンポが悪くなっているかも、サラッと流すようなところまで、丁寧に作り込まれているので。2期(以上)あることを前提でアニメ化されたのかも知れない。まだほんの序盤しかアニメでは描かれていないので、二人の仲がちょっと進展したくらいでおしまいだもんね。律ちゃんが意識しだしてからの、二人のグダグダぶりが尊いんだけれどな。