甥っ子の勉強を見る / 真貝寿明『宇宙検閲官仮説』

曇。
「自分はダメだー」っていう無限ループに陥ったとき、まさにその場所にも清冽な泉は湧き得るんだけれど、心の純粋な領域(それは汚い現在位置とまさに同じ場所の、次元の裏側にある)にフォーカスを当てるのは、ちょっとコツが要るんだよねー。それがいちばんなんだけれど。まあ、何でもいいからその場所から逃げて、ループから脱出するというのでもいいかも知れない。「推し活」とか、それかも知れないな。
 
 
甥っ子の勉強を見る。午前、午後で五時間くらいか。三角関数の続きと、どこかの模試の過去問(数III分野)を解く。模試の過去問がむずかしくて、解答もなく、疲労困憊した。
昼食は甥っ子と「ひぐち」にて。いつものオムカレーブレンドコーヒーで、これもいつもながら、オムカレーもコーヒーもおいしい。
夏休みのお勉強会はこれでおしまい。全部で九回見たか。さて、効果があるとよいが、なかなかねー。
 
夕方、青空と白い雲が美しかった。写真を撮っておけばよかったな。まだ暑いけれど(30℃以上)、秋は近づいている。
 
 
夜。
真貝寿明『宇宙検閲官仮説』(2023)読了。一般相対性理論についての本である。第三章と第四章はわたしのレヴェルを超えていたな。でもまあ、ひさしぶりに理系本を読んで、また理系本を読もうかなと思った。これは物理本だが、どちらかというと数学本を読みたいかも。

しかしいま、素人目には物理学は停滞しているようにも見えるな。本書の内容でも、多くは現在最先端の物理学、という感じでは正直ない(一般相対性理論以降、様々な重力理論が提出されたが、結局昔からある、いちばんシンプルな一般相対性理論がいちばん現実と合うという)。物理学が、むずかしくなりすぎた。
 
せっかくなので(?)、「EMANの物理学」サイトを拾い読みする。いまのわたしくらいにはちょうどいいレヴェルだな。いつもながら楽しい。