「ラブひな」全14巻を読む

晴。
 
洗濯。
老父と丸亀製麺イオンタウン各務原にて昼食。おろし醤油+えび天+いか天。まあまあうまいな。
 
ラブひな』アニメ版(2000)を観ておもしろかったので、原作マンガ(全14巻、1998-2001)を「マンガ図書館Z」で一気読み。ここは合法的マンガ無料サイトで、かつては『ラブひな』が看板タイトルだった筈。いやー、原作、めっちゃよかったー、読みだしたら止められんくなったわー。アニメ版は原作にほぼ忠実なのだが、ドタバタ度が強くて、受ける印象は随分ちがうね。それに、アニメは主人公の景太郎が絵的に冴えないんだけれど、原作では「メガネを取るとかわいい」って設定で、実際そういう絵になっている(だんだんたくましくなっていくんだけれど)。それから、アニメは途中で原作に追いついてしまうので、そこからはかなりちがうのだが、原作のそこからがいいんだよね。原作はヒロインのなるちゃんが優柔不断で、独占欲が強くてやきもち妬きで、(しかも暴力ヒロイン笑、)現実だったらクソめんどうな女の子、誰かがいっていたとおり、『めぞん一刻』みたい。正直原作の方がおもしろいんだけど、でも、アニメも悪くないんだよねー。いや、この作品、おっさんがハマるとかマジキモイんだが、かなりハマったわ。

しかし、わたくしも脳が融けるようなコンテンツばかり享受していますな。現実とほとんど関係のない、空想世界。なんだろうね。さて、アニメの残りと OVA も観るか。なお、原作もアニメ版も、かなり古くさいですので、いまどきの人にはあまり勧めません。
 
マンガ版の某評価サイトを見たら、ことごとく酷評の嵐だったのでびびった。累計発行部数2000万部を超えた、かつての人気作の筈なんだけど笑。第8巻までで止めておけば、っていう評が多かったな。確かにあそこが区切りで、そこまでは景太郎が主人公で、そこからはヒロインの成瀬川なるが主人公になる(悶々とする成瀬川の気持ちが描かれるようになる)んだよね。がらっと変わるんで、そういう評価になるのはわかる。
 
夜。
夕食は炒り豆腐と茶碗蒸し。もっとも茶碗蒸しはむずかしいので、わたしは何もしていない。
 
ラブひなOVA 「冬」「春」と、『ラブひなAgain』(2001)全話を観る。うーん、いちおう原作どおりなんだけれど、特に『Again』は絵柄も雰囲気もずっと原作に近くなってるんだけど、何かうまくないな。これならまだ、TV放送分の方がいい感じ。テンポが悪いし、全体的に暗くてどんよりしている。まあ、とにかくこれで全部おしまい。