こともなし

ところどころ青空が見えているが、雲多し。
 
スーパー。
 
『86―エイティシックス―』が傑作だったので、いろいろ検索したりして余韻に浸っている。アニメ以降の原作ラノベの展開のネタバレを読んでしまったりしたが、それによると、原作次巻(第12巻)でどうも主人公死亡エンドらしくて(最新巻にそう受け取れる記述があるという)、ショック。ではたぶん、最後は「レギオン」の中枢と刺し違えるのかな…。まあ確かに、ハッピーエンドで終われる作品ではないかも知れないが、じゃあレーナ(後の展開で恋人になるらしい)はどうなるんだ。そうなるとすると、レーナの体に新しい命が宿るくらいの希望は欲しい気がする。ってまあ、わたしもそうとうこの作品に愛着が湧きましたね笑。原作ラノベまでは手を出さないと思うけれど、アニメ2期はあれば観たいかも。でも、ここできれいに終わっているので、このままの方がいいのかも知れない。
 アニメは2021年に分割2クールで放送されたが、当時僕は既にアニメを追いかけ始めていたけれど、そんなには話題になっていなかった。黄金頭さんのブログでは、高評価してあったと思う。評価サイトを見ると高い評価が多いという感じだが、設定がむずかしい、話がわかりにくいという意見もかなりあって、それはわからないでもない。それに、よくいえば重厚な作品だが、とにかく鬱展開に次ぐ鬱展開。戦争を描いたアニメだが、どんどん登場人物が死んでいくし、死に方も悲惨、最初レーナ(ミリーゼ少佐)はマジメだがただのエリートお嬢様で、さらに共和国軍人が腐敗しきっており、共和国市民は「エイティシックス」たちを差別しブタ扱いするなど、陰惨な話しかない。そういうのが苦手な人は、観ない方がいいと思う(特に第1クール)。
 この作品、海外では評価が高い感じで、いつもながら海外のアニメ評価の目の確かさには感心させられる。というか、海外では一般的に作品をざっくりと丸ごと評価するという印象で、一方、日本での作品評価は細かいところにこだわる、という感じだ。
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SNS は金になる、そして金のために SNS を利用する人間が世界中にいる。これもまたインターネットの実相の一例だな。