こともなし

曇。
 
NML で音楽を聴く。■ブラームス弦楽四重奏曲第一番 op.51-1 で、演奏はプラジャーク・クヮルテット(NMLCD)。ブラームスもプラジャークQ もすばらしい。プラジャークQ はあまりにもすばらしくて、わたしの言語化能力を超えているな。もう解散してしまったが、もっともっと評価されていいカルテットだと思っている。まあ、ブラームスは古くさいし、プラジャークQ はふつうの平凡なカルテットだし、ってのがいまの平均的な世評なんだろうが、ね。■ブラームスピアノ五重奏曲 op.34 で、ピアノはイヴァン・クラーンスキー、プラジャーク・クヮルテット(NML)。よかった。第二楽章、第三楽章には泣いた。しかし、ブラームスはこのインパクトの強い音楽のあとに、よく終楽章が書けたな。さすがである。

 
昼から県営プール。二週間の休みの間に、なぜか消毒槽がなくなっていた。
プールの建物の真上は水色の空で、散らばった雲が美しかった。
 

紅梅の実が今年は大量に穫れた。実を穫るための梅ではなく、生らないのがふつうだが、随分前に一度生ったことがあって、今年は二度目。なぜ生ったのかはわからない。
 
武満徹の「スペクトラル・カンティクル」「夢の縁へ」「虹へ向かって、パルマ」「トゥイル・バイ・トワイライト」で、指揮はクリスチャン・カールセン、BBCフィルハーモニー管弦楽団NML)。アルバム全体を聴いた。武満さんがあまりにもわたしを超えているせいで、演奏のよし悪しが判断できないのだが、いや、感銘を受けました。最近 NML の新着をチェックしていなかったのだが、遡ってみてよかった、危うくこのアルバムをスルーするところだった。あぶなかった。スクリャービンのピアノ・ソナタ第三番 op.23 で、ピアノはキム・ユジョン(NML)。これが初アルバムか。なかなか才能を感じさせる、おもしろいピアニストだぞ。intimate な中間的領域をもっている。
Recital

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夜。
ずっとモヤモヤする感覚が残っているな。解体しないと。
 
早寝。