こともなし

曇。
夢というか寝ているときの意識というか。三つの自分の重なり。起きたら忘れてしまった。

スーパー。肉屋。
 
第1回 愛は全部キモい ──「ロミオとジュリエット」 | 最果タヒ 愛は全部キモい | web岩波
よく知られていることでいまさら書くのは気が引けるけれど、日本語の「愛」は仏教からきた言葉で、「愛欲」というようにもともとはよくない意味だった。らしい。そこに明治以降、西洋の「ロマンティック・ラブ」の概念が流れ込んできたわけで、そのあたりの考察は昔、河野與一先生のエッセイで読んだように思う(後記。ちがったっけ。あれはプラトニック・ラブ、プラトン的愛についてだったか)。キリスト教では愛といえば「神の愛」であり、人間の肉欲はよろしくないもので、セックスは子作りのためだけに行われるべきであり、快楽を感じてはいけないという教えを、いまでも守ろうとしているキリスト教徒は少なからず存在するだろう。さて、では、わたしにとって愛とは何か、といわれたら、よくわからないというしかない。例えばここで最果タヒさんは「愛」と「恋」を使い分けているけれど、「恋」ならまだわかる気がする。「恋」は、自分のコントロールを超えているものだ。その気持ちを相手に伝えることは、いつの時代でも、誰であってもむずかしい。では、「愛」は? そう、「愛」と「恋」は、何の関係もないものなのかも知れない。いずれにせよわたしのような後期おっさんには既にかなり縁遠いもので、マンガやアニメで見ている分にはまあ楽しい、そんなものになっている。わたしは「ロミオとジュリエット」よりも「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の方が好きだ。おっさんは全部キモい。

ちなみに、「ロミオとジュリエット」のロミオは17歳(いまだと高2)、ジュリエットは13歳(中1)。源氏物語のメインヒロインの紫の上が光源氏に強姦されてしまうのも、たぶん紫の上は小学生か中学生くらいの年齢だ。やれやれというもので、麻衣さんが高3、咲太が高2の設定の方が、まだマシ(何が?笑)なんじゃないかとも思うのだが。

昼からミスタードーナツ イオンモール扶桑ショップ。ザクザク クロッカンシュードーナツ+ブレンドコーヒー484円。『武満徹著作集4』「オペラをつくる」の続き。読んでわたしの精神的貧しさを痛感するというのはいつものことなので書かない。しかし貧しさというと、あまりにも貧しいものしか流通していなくて、貧しい人間が自分の精神的貧しさを実感する機会がほとんどないという、この極端な貧しさは、どういうものだろうなと思ってしまう。それがもしかすると、絶望的に恐ろしいことなのではないかと思えたりするが、まあ構造的問題だから、力んでもどうしようもないか。自分の心に沈めておくが、皆さんは忘れてくれい。
 
シコンノボタンが咲いているのにようやく気づいた。
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イオンモールの駐車場でめずらしくこれはいいなと思った風景があったのだが、カメラを持たず。

夜。
無職転生』第15話まで観る。