「無職転生」を観る

曇。昨晩は激しい雨だった。
警察に交通キップを切られる夢を見る。あまりにも理不尽なので抗議する。

午前中ぼーっとする。
ごろごろ。

今日は広島原爆の日か。わたしの世代だと、八月六日といってすぐにこの日だと連想する人間は、あまりいないような気がする。わたしもまた、そんなひとりだ。わたしは、戦争体験の継承は、文学を通してがいちばんよいように思う。ドキュメンタリーやノンフィクションや絵画やマンガや映画や映像やアニメや、他にもいろいろあるではあろうが。もはや、戦争を直接体験した人たちは、ほとんど消滅しかかっているし、消滅するのは時間の問題だ。新たな語り部を作るのもよいが、まずは文学を読むといいのではないか。まあ、わたしもまだ、優れた戦争文学と定評があって、読んでいないものはだいぶあるな。背景に戦争があるというだけなら、戦後文学のほとんどがそうだろう。もう、ふつうに戦後文学を本屋で買うことも、いまではむずかしくなっているが。

昼からもずっとごろごろする。


『本とみかんと子育てと』の続き。

懸命に努力する者を小馬鹿にするげな風潮はバブルの時代に特に顕著だったような気がするし、高度成長期もまたそうだったのかもしれないが、戦後日本の人心の荒廃は中央よりも却って僻地にあって際立つ。いちいち反駁するのも面倒だし角を立てたくないので、はあそうですかいのう、と適当にスルーしているのだが、農業を馬鹿にするような輩と話をするのは精神衛生上よろしくないし、士気にかかわる。(p.135-136)

本書を読んでいると、わたしもクズなりに頑張ろうと思うな。ほんと、クズすぎるんだけど。同世代にこんな人がいるとはね。本書は大部だが、きっと最後まで読もう。

 
夜。
秋の虫と、アマガエルが鳴いている。カエルも本当に見なくなったけれどなあ。

無職転生』第23話(最終話)まで観る。2クール後半、とてもよかった。何度もホロリとさせられました。2期が確定しているので、楽しみ。

2クールを使ってゆっくりとしたテンポで進んでいくのが独特だった。転生した主人公は欠点も失敗も多く、精神的に段々と成長していくところで、ヒキニートだった転生前の人生と関わっていく。転生してオレ無双ってのとは全然ちがうのな。エリスとの関係性もよかった。最後は切なかったな。