こともなし

晴。

昼寝。ぐーぐー。

夕方、新書本でも買おうとカルコス。まずはちくま学芸文庫新刊にノーマン・コーンがあったので、購入。ノーマン・コーンは読んだことはないがなつかしい名前で、『千年王国の追求』の書名はかつてそれなりに見かけた。わたしは澁澤龍彦石川淳で知ったのだと思う。これは県図書館にあるようだ。
他にちくま学芸文庫を一冊。新潮選書の『進化論はいかに進化したか』は迷ったのだが、値段を見たら(いまの)文庫本と大差ない値段なので、購入。まあいまの文庫本が高価になったのだが、何となくお得感がある。新書本を買おうと来たのだから、と思いいろいろ迷って、中公新書先月刊行の『人類の起源』にする。これは、いわゆるDNA人類学みたいな本らしい。

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ウクライナの人々は、抵抗して戦争するとかしない方が、幸せなんじゃないのという意見が、まああるのは当然であろうけれども、ある。わたしはそれは愚かしい意見だと思うが、まあそういうことを考えるのはわかるし、人々の一定数がそういう考え方をするのは悪いことではないとも思う。いずれにせよ、戦うのは地獄だし、戦わなくても地獄である。戦いから逃げたり、非暴力の抵抗という方法を採ったりするのもよいが、それで済むのか。侵略する者が侵略し得でいいのか(彼らはますます横暴になるだろう)。日本がかつて侵略する側だったことを思うとよい。その日本に抵抗しない方がよかった、その方が幸せだったというのは、侵略する側の勝手な理屈ではないか。また、自分ひとりなら何でもよいが、祖国とか、家族とかは何だろう。
 誰が好き好んで殺し合うだろう。わたしにはわからない。様々な意味で、わたしももちろん含めて、人間は愚かしい。

ウクライナで武器を取って抵抗する人たちもいるし、ロシア国内で政府に抵抗する人たちもいる。驚くべき抵抗。なぜ抵抗するのか? 上のように書いたが、実際に自分がそういう立場になったら、そんなことができるのか。いざとなったら、逃げるのではないか? あるいは、侵略者に迎合するのではないか? わからないという他ない。

夜。
NML で音楽を聴く。■モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第三十二番 K.454 で、ヴァイオリンはフランチェスカ・デゴ、ピアノはフランチェスカ・レオナルディ(NML)。

 
早寝。