堀江敏幸『戸惑う窓』

雨。

NML で音楽を聴く。■バッハのヴィオラ・ダ・ガンバソナタ ト短調 BWV1029 で、ヴィオラ・ダ・ガンバはヤープ・テル・リンデン、チェンバロはヘンク・ボウマン(NMLCD)。この曲、特に好きだな。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第二十七番 op.90 で、ピアノはファジル・サイNMLCD)。■福島和夫の「伽陀迦廬那」、「風の輪」で、フルートはエベルハルト・ブルム、ピアノはシュテッフェン・シュライエルマッハー(NMLCD)。何でこの人、作曲を止めちゃったのだろうな。

少しだけ家事。

シューベルト弦楽四重奏曲第十四番 D810 で、演奏はヴィジョン弦楽四重奏団NML)。いわゆる「死と乙女」。これはよいな。とてもよい。このカルテットの初めてのアルバムかな。

Memento -Digi-

Memento -Digi-

ショパンのバラード第一番 op.23 で、ピアノはヴィルヘルム・バックハウスNML)。バックハウスショパンか、よく知らねーけどあんまり聴く気しないな、まあ一曲くらい聴いてみるかと聴いてみたら、心を揺すぶられた。すごくよかった。吉田秀和さんじゃないけれど、なんて美しい音だろう。すっぱい(?)みたいな。で、ごつごつとしていて。こういうピアニストは二度と出ないな。かつてはバックハウス、よく聴きました。
Chopin Recital

Chopin Recital

  • 発売日: 2020/03/06
  • メディア: MP3 ダウンロード
フォーレノクターン第四番 op.36 で、ピアノはフランソワ・デュモン(NMLCD)。

昼食。

ブラームスの二つのラプソディ op.79 で、ピアノはエレーヌ・グリモーNMLCD)。■ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第二組曲で、指揮は佐渡裕、トーンキュンストラー管弦楽団NMLMP3 DL)。美しい演奏。佐渡さんは音の重ね方が特徴的、独特である。


少し昼寝して、そのあとしばらくごろごろする。

老父が挿し芽した椿が、きれいに咲いた。雨に濡れている。

フォーレノクターン第五番 op.37、第六番 op.63、第七番 op.74 で、ピアノはフランソワ・デュモン(NMLCD)。■ショパンマズルカ第十七番 op.24-4、第二十番 op.30-3、第二十四番 op.33-3 で、ピアノはヴィルヘルム・バックハウスNML)。


堀江敏幸『戸惑う窓』読了。

戸惑う窓 (中公文庫)

戸惑う窓 (中公文庫)