加藤典洋『僕が批評家になったわけ』

晴。

母診察。前からいわれていたのだが、やはり傷口がくっつかないので、形成手術をしなければいけないことになった。放射線を当てたところが硬くなっているので、くっつかないのである。しかし、外科の先生は気軽に手術と仰るなあ。いまだとパンデミックで面会は禁止だし、どうなることやら。まあ、いずれにせよ今すぐということではないけれど。がっくり。

暑い。

  • 昼から ATM。
  • カルコス。最近加藤典洋氏が読まれているというので、文庫新刊を立ち読みしてみたところ、ひどく落ち込む。しかし、立ち読みで判断してはいけないと思って購入。
  • 肉屋。
  • スーパー。運転しながら気が滅入って仕方がなかったのだが、店内で犬のおまわりさんの音楽が聴こえてきてちょっと一息つく。

加藤典洋『僕が批評家になったわけ』読了。本書について特に言いたいことはないけれど、理系の比喩をこんなに使うなら、ハッタリではなくて、もう少しお勉強してから書いた方がいいと思います、特にソーカルを得意げに(?)引用するくらいなら。

僕が批評家になったわけ (岩波現代文庫)

僕が批評家になったわけ (岩波現代文庫)

僕は加藤氏のような人がいる(いた)のはまったく構わないと思うけれど、読んでいるとがっくり意気消沈させられるのはかなわない。ま、他人にはどうでもよいことですが。


日没前、少し歩く。


巣立ったばかりだろうか、ツバメの子供たちだろう。高速道路高架橋の下。