加藤典洋、高橋源一郎『吉本隆明がぼくたちに遺したもの』

晴。
今日から一週間、仕事は休み。
音楽を聴く。■リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」op.35(チェリビダッケ参照)。張り詰めた緊張感をもった、何とも色彩感豊かな演奏。素晴らしい。
また HTML5 で遊んでいる(こちら)。おもしろい。
ところで、Blob って何だろう。→メモ

図書館から借りてきた、加藤典洋高橋源一郎吉本隆明がぼくたちに遺したもの』読了。両者の講演録と、対談。源一郎さんは僕の贔屓なので、ここでは加藤典洋についてちょっとだけ書くが、加藤は意外に「西洋的」な思考をする人だと思った。概念によって思考が駆動し、またそれで空疎に流れていくところもある。しかし、或る種(どういう種かわからないところがあるが)の才能の持ち主であることを確認した。ちなみに、対談では殆ど加藤ひとりが喋っている。中身だが、源一郎さんの吉本論は腑に落ちたとだけ云っておこう。

明日からしばらく観光に出かけます。



この季節になると、猫も杓子も撮る桜だが、それでも撮ってしまいます。写真投稿サイトも桜で溢れ返っているのだけれども。ただ、ここの桜はあまり撮る人がいないのではないかと思う。