昨晩は早く寝たので、深夜起床。
NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第三番 BWV1048 で、指揮はクラウディオ・アバド、モーツァルト管弦楽団(NML、CD)。■ブラームスの六つのピアノ曲 op.118 で、ピアノはオルタンス・カルティエ=ブレッソン(NML、MP3 DL)。とてもいい。なぐさめられる。この曲集は名曲ばかりだな。■ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第十六番 op.135 で、演奏はミロ・クァルテット(NML、CD)。■木下牧子(1956-)の「呼吸する大地」で、指揮は大井剛史、東京交響楽団(NML)。
お腹がすいたので五時半くらいに朝食を食べた。老父を起こさないようにね。
ひさしぶりにのんびりとネットを見た。Slack の ruby-jp から、るびまを見たり。
■モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第十八番 K.301 で、ヴァイオリンはギル・シャハム、ピアノはオルリ・シャハム(NML)。
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第18番 - 第23番(ギル・シャハム)
- アーティスト:UNKNOWN
- 出版社/メーカー: Canary Classics
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: CD
曇。
長いことごろごろする。
洗濯、風呂掃除。
昼食はうどん。残ったえのき茸も放り込んでやった。うまかった。
面会。少しづつはよくなっているのだろうか。元気は元気で、今日もいわれて本をもっていった。やることがなくて退屈なのだそうである。先生の話も、二三日様子見ということらしい。大きい手術はなくて済むかも知れない。それを願っている。寝てばかりも楽ではなく、肩が凝るそうで、指圧してやる。
そういえば最初に入院してから今日で丸一箇月である。予想外に長い入院になってしまった。
珈琲工房ひぐち北一色店。立花隆『武満徹・音楽創造への旅』を読む。立花氏による武満さんへの超ロング・インタヴュー。細かい活字かつ二段組で、800ページ近くある大著である。以前から読もうか迷っていたが、借りてきてついに読み始めた。何となく違和感のある本だが、武満さんは立花氏をとても信用しておられるようなので、頑張って読むつもりである。立花さんは学生の頃は結構読んだ。特に思い出があるのは『脳死』で、学生のときこれを読んでちょっと討論の場みたいなところへ出たことがあるのだが、誰もわたしに敵わなかったことがある。まあ、ただの本の受け売りで(本自体はよく出来ていた)、いまでもわたしはそういうことをやるが、あんまりいいこととはもはや思っていない。ただあの頃の学生は本当に勉強していなくて、一流大学とかいわれるところでも、そんな場に本一冊も読まずに出てくる学生ばかりだったから、ひどいものだった。いまの学生はそんなことはないと思う。どうでもよいことであるが。
夕食は肉じゃが、コウサイタイ(紅菜苔)とサラスパのサラダ、ブロッコリを茹でたもの、松前漬。肉じゃがは火加減がまちがっていたと思う。弱火というのが弱すぎたので、なかなか火が通らず、煮すぎることになった。竹串がどこにあるのかわからなかったし(笑。あとで見つけた)。あと、水少々の「少々」がわからなかった。もちろん味見をしたのだが、それだけでは初めてではよくわからないですね。それから、サラスパ。これは量が少なすぎた。老父が多いだろうといったので少なくしたのだが、あとで自分の言ったことを覚えていないという(笑)。肉じゃがでもそうだが、老父に訊いたわたしがまちがっていた。全体的におかずの量が多くて、だいぶ食べきれなかった。あー、疲れた。
しかし、レシピだけで上手に作るというのは、まだわたしには無理ですね。もっと経験が要りそうである。
安永祖堂老師を読んで早寝。『笑う禅僧』は2010年の刊行だが、どれだけ繰り返し読んでいるかわからないくらいだ。