晴。
早起き。
NML で音楽を聴く。■バッハのヴァイオリン・ソナタ ト短調 BWV1020 で、ヴァイオリンはラインハルト・ゲーベル、チェンバロはロバート・ヒル(NML、CD)。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第十四番 op.27-2 で、ピアノはファジル・サイ(NML、CD)。■スカルラッティのソナタ K.107, K.108, K.109 で、チェンバロはスコット・ロス(NML)。
■ヴャチェスラフ・ラヴレンティイェヴィチ・ナゴヴィツィン(1939-)のフルート・ソナタで、フルートはデニス・ルパチェフ、ピアノはペーター・ラウル(NML、CD)。
洗濯、風呂掃除。
45分くらい散歩。
鳥はツグミ。カワセミもまたセッカらしき鳥も見たが、撮り損ねました。
曇。
コメダ珈琲店各務原那加住吉店にて昼食。カツパン+たっぷりブレンドコーヒー1410円。立花隆『武満徹・音楽創造への旅』の続き。第31章まで読む。この本は、武満好きには他に得難いそれだ。じつにたくさんのことが、うまくまとめられていて感嘆させられる。武満と同時代の関わりも、筆を惜しまず書き込んである。例えば、わたしはそもそも武満の「環(リング)」がいわゆるチャンス・オペレーションの曲だということすら知らなかったのであるが、これに関してジョン・ケージのことに多く筆が及び、武満とケージとの関わりも詳述される。だから、本書は武満へのたんなるインタビュー本に留まるものではまったくない。立花隆その人の知識と能力、現代音楽と武満徹への愛に多く拠った本なのである。それからもうひとつ。本書には吉田秀和のたぶんあまり知られていない側面、つまり現代音楽への関わりと批評が、しばしば登場して、わたしを驚かせる。わたしがあまり知らなかっただけかも知れないが、現代音楽との関わりに絞った吉田秀和のアンソロジーが、例えば文庫本などで出るとおもしろいと思う。もちろん、単行本でだってかまわない。
- 作者:立花 隆
- 発売日: 2016/02/20
- メディア: 単行本
面会。ほぼ順調。今日は本をもっていった。あとは栄養をつけられる状態へもっていくのが目標(?)だ。栄養が足りないせいであろう、ちょうど面会中に栄養指導があったので、いろいろ聞いておく。プロテインを効率よく摂る食品とか、あるらしい。
帰りにガソリンスタンド。ドラッグストア。
四日前に掛かりつけ医のところでやったウィルス検査の結果を聞きに行く。B型・C型肝炎ともに陰性でよかった。
夕食はキムチ鍋。もう暖かくなって鍋料理は合わないのだけれど、簡単なので。明日の昼の分もあるのでたくさんなのだが、よく食べたなあと思っていたら、老父がまだりんごを食いたいというのでびっくりする。まあ食いたいというならというので、デザートに食った。僕ははっきりいって腹ぽんぽんで、食いすぎなのですが。老父は、「こういう料理のあとにりんごを食べると、調子がいいような気がするんや」とかへんなことを言っていた。別に言い訳は要らんでしょう。
夜はずっとこれを書いていた。
obelisk.hatenablog.com