『吉本隆明詩全集6 記号の森の伝説歌』

日曜日。晴。
音楽を聴く。■バッハ:ブランデンブルク協奏曲第一番 BWV1046(ベンジャミン・ブリテン)。これはシブい演奏。ブリテンいいなあ。

Brandenburg Concerti 1-6

Brandenburg Concerti 1-6

  • アーティスト: Carmel Kaine,Nicholas Kraemer,David Mason,Tess Miller,Academy of Saint Martin in the Fields,Philip Ledger,Emanuel Hurwitz,Johann Sebastian Bach,Neville Marriner,William Bennett,Christopher Hogwood,Benjiamin Britten,Norman Knight,Richard Adeney,Anthony Randall,Edward Graeme,English Chamber Orchestra,Ifor James,Peter Graeme
  • 出版社/メーカー: Decca
  • 発売日: 1995/05/16
  • メディア: CD
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ベートーヴェン弦楽四重奏曲第十四番 op.131(ゲヴァントハウスQ、参照)。ゲヴァントハウスQは基本的にいい。充分堪能した。ただ、終楽章は「ラズモフスキー」などと同じ欠点が出ている。お上品すぎるのである。また、この曲はベートーヴェンの中でも五本の指に入る最高傑作のひとつであるが、ゲヴァントハウスQの演奏でそれがわかるかどうか。しかしまあ、ベートーヴェンの後期はゲヴァントハウスQにだいたい合っているようだ。

ドライブというか、車散歩してきた。各務原から木曽川岐阜県側の堤防道路をずっと下流の方へ下ってみた。川島町あたりからはまったく知らない道である。まあ何ということもないのだけれど、途中笠松競馬場にぶち当たったり(ちょうど競馬が開催されていたようで、家族連れが結構来ていた)して、おもしろかった。20kmくらい走って羽島のあたりで、まあこれくらいかなと思っていたとき、河川敷に下りられるところがあったので、そこに車を駐める。河川敷はグラウンドとして整備されていて、テニスをやっていたりクロッケーゴルフの練習をしている人とか、意外に人がいた。せっかくなので河を見たいのだが、一面に葦が生えていて、なかなか道を見つけられない。そうしているうちたぶん 4WD車がつけた道があったので、河まで出てみる。岸と河が全然なだらかに接続していなくて、あまり近寄れない。適当に見物して車に戻る。
2016年秋_34
帰りは濃尾大橋を渡って、西尾張中央道から国道22号経由で帰る。往復で40kmくらいだったかな。


図書館から借りてきた、『吉本隆明詩全集6 記号の森の伝説歌』読了。「記号の森の伝説歌」と、その元になった連作詩篇のすべてを収める。「記号の森の伝説歌」はどこかで文庫化されるべきであろう。それにしても、自分はこれまでこの詩篇について言及された文章をひとつも読んだことがない。まあ自分が知らないだけかも知れない。