吉本隆明『アジア的ということ』/アルフレッド・シュッツ&トーマス・ルックマン『生活世界の構造』/羽海野チカ『3月のライオン 12』

曇。
早起き。
音楽を聴く。■バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911(アンジェラ・ヒューイット参照)。ヒューイット、トッカータはダメっぽいな。壊れている。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第三番 op.18-3、第四番 op.18-4 (ゲヴァントハウスQ、参照)。悪くないのだが、どこかお上品でふやけたベートーヴェンという感じがして仕方がない。■ハイドンピアノ三重奏曲ハ長調 Hob.XV-C1 (トリ オ1790、参照)。ハイドンは聴かないといけないのだよな。■ベルリオーズ幻想交響曲 op.14 (バーンスタイン NYPO 1963)。めっちゃ野蛮でおもしろかった。長い曲なのに長さを感じなかった。ここでのバーンスタインは生命力の湧き出しに触れているような気がする。それにしても第二楽章の舞踏会など、アメリカの田舎の舞踏会という趣で、まったく洗練されていない。ニューヨーク・フィルも三流。録音も荒い。

図書館から借りてきた、吉本隆明『アジア的ということ』読了。吉本さんには本当に及び難い。一生かけても足元にも寄れないだろう。まあ PC遊びをしながら正確に読めるわけもないのだが、無意味どころではない。そういうことは挑戦しがいのあることだ。

アジア的ということ (単行本)

アジア的ということ (単行本)


ルフレッド・シュッツ&トーマス・ルックマン『生活世界の構造』読了。大著。現象学的社会学だって。面倒だなあ。現象学的ってまったく西洋的で、西洋人の自業自得というしかない。それプラス社会学。かしこい人はどうぞ。
生活世界の構造 (ちくま学芸文庫)

生活世界の構造 (ちくま学芸文庫)

羽海野チカ3月のライオン 12』読了。安定しておもしろいですね。あかりさんに意外な進展がありそう。しかしこれ、いつまで続くのかな。終わり方が見えない。