こともなし

曇。
音楽を聴く。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第六番 op.18-6(ゲヴァントハウスQ、参照)。いまひとつ納得がいかない。作品一八は初期のものだが、もちろん大変な傑作である。本来はここで聴かれるよりもっと深い音楽だ。ただ、まだゲヴァントハウスQがわかったという気もしないので、もう少し聴かないといけない。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第八番 op.13 「悲愴」 (エミール・ギレリス参照)。この演奏がこの曲のベストだとは思わないけれど、ゲヴァントハウスQを聴いたあとにこれを聴くと、ベートーヴェンはこういうものだという気がする。人によってはうるさいしウザいと感じられるかも知れないが、これがベートーヴェンなのだ。決して口当たりがよいとは限らない。■パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第一番 op.6 (レオニード・コーガン、シャルル・ブリュック、参照)、カンタービレ op.17 (コーガン、アンドレ・ムイトニク)。パガニーニおもしろいな。こういう音楽は普段あまり聴かないので、得るところが多い。それから、ピアノはクールな楽器なのに対し、ヴァイオリンは官能的な楽器ですね。コーガンは素晴らしいヴァイオリニストだな。
球体。
PCで遊んでいました。