バウムガルテン『美学』

晴。
アレクサンダー・ゴットリープ・バウムガルテン『美学』読了。松尾大訳。本書の内容についての感想は書かなくていいだろう。どのみち自分の未熟さを示すだけであるから。まあ、個人的に美学になどさほど興味はないのだが、では本書がつまらなかったかと問われれば、いや確かにおもしろかったなあと応えざるを得ない。どうも、著者の古典文学読書ノートみたいに読んでしまったようである。もちろん正しい読み方ではないであろう。しかし、よくも読んで、よくもこんな面倒なものを書きましたなあ。確かに自分の持たない感性であるしね。しかし、こんな面倒な本の翻訳があって、しかも文庫化されるというのは、やはりすごいと云わざるを得ないなあ。いや、幼稚なことをたくさん書いてしまった。

美学 (講談社学術文庫)

美学 (講談社学術文庫)

古典文学って、ギリシア・ラテン文学のことね。最近、西洋古典文学は読んでいないなあ。岩波文庫もこのところ出していないよね。図書館を使うか。
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いまちょっと本を読んでみたい感じ。このところあまり読んでいなかったので、面倒な本が読めるといいな。

坂本龍一alva noto を聴く。
気持ちいいと云うとちょっとちがう気もするが、乾いたノイズがとってもよろしい。ホント救われます。
Revep

Revep

HOSONO BOX を聴く。1.Harry Singing〜tr.1 - tr.16(参照)。