晴。
音楽を聴く。■バッハ:ブランデンブルク協奏曲第五番BWV1050(マーティン・パールマン、ボストン・バロック、参照)。佳演。■バッハ:カンタータ第171番「神よ、汝の誉れはその御名のごとく」(カール・リヒター、参照)。フィッシャー=ディースカウの声はすぐわかるね。居るなどとまったく気に留めていなかったのだが、声を聞いてハッとした。
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何がよくなかったのかはっきりしてきた。両面の接合がうまくいっていないのだ。むずかしいな。
ダンテ・アリギエリ『新曲 煉獄篇』読了。原基晶訳。話は暗いし粘着質で、正直言って読んでいてあまり楽しくない。ってキリスト教文学の最高傑作と云われる本書の感想として、幼稚すぎるのはわかっているが。でも、最後の方は文体が軽くスピーディになり、楽しく読めるようになってくる。この翻訳はどうなんだろう。正確なのかも知れないが、文学的香気にはちょっと乏しいような気もする。さて、次は天国篇だ。
- 作者: ダンテ・アリギエリ,原基晶
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/07/11
- メディア: 文庫
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