こともなし

晴。
音楽を聴く。■テレマン:序曲ニ長調TWV55-D18(ペイエ、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュヘンセ、参照)。いいですね。■ブルックナー交響曲第六番(チェリビダッケ参照)。ブルックナーは僕には本当にわからない。いいと思ったことがない。大作曲家では、こんなのはこの人しかいないと思う。だいたい長すぎるし。チェリビダッケもすごく感心するというわけではない。でも、聴きます。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第二十三番op.57(ジョナサン・ビス)。ジョナサン・ビスというピアニストは初めて聴く。「極東ブログ」で紹介されていたのでちょっと検索してみたら、You Tube に「熱情」があったので聴いてみた。まずはとても正統的な演奏だと云えるだろう。ベートーヴェンらしく、頑張って弾いている。技術的にはそれほどの技巧家とは思えない。まあ、このような有名曲で僕のようなすれっからしを感動させるのはむずかしいのだが、よく弾けてはいると思う。最大の長所は、音の甘やかさであろう。これは魅力的だ。懸念されるところがあるのは表現力の多様性で、この演奏でも、最初の数分を聴けば、だいたい最後まで予想されてしまい、その予想を裏切られることはついになかった。このあたりは、これからの努力・勉強次第だろう。期待のできるピアニストではあると思う。

アマゾンから Ruby 本落手。人気・評価とも高い本なので、読むのが楽しみ。これ、カルコスにもあったのだけれど、誰か買っていってしまったのだよなあ。そうでなければ、あそこで買うのだけれど。るびきちさん、いい本を色々と書いておられますなあ。

この本、まず wget の使い方から書いてある。自分はオプションの -p と -k の使い方をよく知らなかったな。あるサイト全体の「魚拓」(バックアップ)を取りたかったら、
  wget -np -w 1 -P D: -r -linf -p -k URL
でまず大丈夫なのではないか(D ドライブのトップにダウンロードされます)。実際に自分のはてなブログでやってみたら、ちゃんとできた。ただし、画像などを他のサイトに置いてある場合、それもダウンロードしたかったら、-H オプションも使わないといけない。wget のまとめは、僕のはてなブログならここ
 なお、上の指定だと、引数の URL 以下の全ページがダウンロードされるので、そのページだけの「魚拓」を取りたかったら、-linf を -l1 に替えて下さい。
 それから、ver1.16 はバグがあるようなので、ver1.15 の方がいいかも知れない。
 wget は、サイトのダウンローダーとしてはこれ以上ないのではないか。極めて便利で、自分で作る必要がない。すごいなあ。

ゴミ箱が 35GB 超えてた…。
明日は朝が早いのに、wget で遊んで夜更かしする。