川上未映子『水瓶』

晴。
大垣。BOOK OFF。108円本ばかり 9冊買う。
XP マシンの Lubuntu 14.04 に、Ruby 2.2 をインストールする(参照)。そのうちサーバー用として遊んでみるという魂胆。
作業用に USBメモリをよく使うのだが、あんまり遅いのでベンチマーク・テストをしてやろうと思う。ソフトはよく使われている CrystalDiskMark をインストールしてみた。結果は下。左が Transcend の 16GB(TS16GJF600)、右が BUFFALO の 8GB で、どちらも(特に書き込みが)終っている(USB2.0)。頭にきて高速といわれる USBメモリをアマゾンでポチったので、落手したら計ってみます。


図書館から借りてきた、川上未映子『水瓶』読了。短編小説集と云うべきか詩集と云うべきか。図書館では詩集の棚にあったし、散文詩集と捉えるのがいいだろう。この人には才能がある。それも、本人にも厄介な類の、つまりは「病的」なそれではないか。特異なイメージが、これでもかと出てくる。それがまた、陳腐ではないのだ。しかし特異なイメージ群ではあるが、理解不能ではないかも知れない。今の僕ではダメだが、この人の世界の鍵を見つけることは、不可能ではないと思う。これからも注目していけたらと思われる作家のひとりである。

水瓶

水瓶