引き続き志賀浩二を読む

雨のち晴。
引き続き、志賀浩二『位相への30講』を読む。とても親切だし、具象から抽象へ進んでいくという構成がいい。何より、具体例が豊富で、(定理などの)極端な場合が書いてあるのもありがたい。まあ、こういうことが自力で出来れば、数学の能力があるということなのだけれども。本書は、初めて位相を勉強する人に最適ではないか。
 本書を読んでわかったのは、位相は点列の言葉であらわしても、開集合の言葉であらわしても同じだということである。前者の方が幾分わかりやすく、後者の方がちょっと抽象的なのだと思う。

ひどく疲れたので、早く眠る。