曇。
猪狩惺『フーリエ級数』にざっと目を通す。中々むずかしいなあ。
- 作者: 猪狩惺
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1975/10/25
- メディア: 単行本
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リヒテルの弾く、ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番を聴く(参照)。1958年の録音で、DG盤の一年前、指揮者とオーケストラはDG盤と同じであり、演奏にはそれほどの違いはない。ただしこちらのほうが、よりロマンティックな感じであり、また、技術的にさらに余裕がある。実際、この曲でこれほど技巧に余裕があるとは、ちょっと唖然とさせられるほどだ。それにしてもとても甘い曲なのに、リヒテル盤だけは聞けるし、陶酔すらさせられてしまう。
プロコフィエフのピアノ協奏曲第一番。トリッキーな曲を楽々と弾いている。