山田鋭夫『レギュラシオン理論』/上念司『「日銀貴族」が国を滅ぼす』/折口信夫『死者の書』

曇のち雨。
山田鋭夫レギュラシオン理論』読了。新しい経済学だというが、あまりピンとこなかった。

上念司『「日銀貴族」が国を滅ぼす』読了。好著。現在における必読書といってもいいかもしれない。本書もそうだが、いわゆる「リフレ派」の正しさが、ますますはっきりしてきた今日このごろである。その原因は結局、「リフレ派」の論客の議論がおおむね論理的であり、かつ実証的であるということにあろう。「反証可能性」を具えた議論になっているといってもよい。かかる認識が早く常識にならんことを。
「日銀貴族」が国を滅ぼす (光文社新書)

「日銀貴族」が国を滅ぼす (光文社新書)

折口信夫死者の書』読了。
死者の書 (中公文庫 A 28)

死者の書 (中公文庫 A 28)