晴。夜、寒冷前線の通過。
ポール・ヴァレリー『精神の危機』読了。確かに翻訳は進歩している。ヴァレリーがもっと文庫になるといい。ところで、ヴァレリーは、第二次世界大戦が終った年に亡くなっているのだな。この有名な「精神の危機」は、第一次世界大戦に際して書かれたというわけだ。第二次大戦後の世界をもしヴァレリーが見ていたら、どういう意見を持っただろう。案外、予見のとおりで、意見は変わらなかったかも知れないが。
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