本居宣長『紫文要領』/ル・クレジオ『海を見たことがなかった少年』/「A列車…」のプレイ動画

ぱらぱらと雨。のち曇。
BOOK OFF岐阜則武店。知らないうちに場所が変っていた。駐車場がいっぱいで、空くのを待たねばならぬほど。
右肩を痛める。
本居宣長紫文要領』読了。源氏物語は好色文学であり、好色は人間の本性のもっとも素直なものであって、それは「物の哀れ」を感じる心につながるものであるから、だからこそ源氏物語尊いのだ、というようなことを、宣長はあちらこちらで書いている。まさしく、その通りだと思う。そして、和歌の心はこの「物の哀れ」が基になっているものであるから、和歌(とりわけ三代集)を理解するには、源氏物語を読まねばならぬ、とも。

紫文要領 (岩波文庫)

紫文要領 (岩波文庫)

J・M・G・ル・クレジオ『海を見たことがなかった少年』読了。つまらないと云えばつまらないが、どこか奇妙な感覚を与えもする短篇集。
海を見たことがなかった少年―モンドほか子供たちの物語 (集英社文庫)

海を見たことがなかった少年―モンドほか子供たちの物語 (集英社文庫)


PCゲーム「A列車で行こう9」のプレイ動画ですが、こういうのすごいですね。プレイヤーが作った街だものなあ。こんなの作るの、気が遠くなりそう。しかし、最近のゲームは進歩しているなあ。きれいな3D映像になっている。(なお、ネタ元はこちらです。)

DS版のこれも面白い。20分があっという間です。

結局刺激されて、「A列車DS」で夜更し。画面は小さいが、「カメラ」で見られる車窓風景がなかなか楽しい。自分が発展させている町だからね。