「君に届け 2ND SEASON」(2011)を観る

晴。
 
母検査。
ちょっとトラブルがあって遅くなる。モスバーガーのドライブスルーにて、昼食を買う。
 
■NML でショルティベートーヴェン交響曲第五番(NML)の冒頭を1分ほど聴いてみたが、パワフル(さすがはシカゴ響)だけれど底が浅い。ブラームスのときと同じ感想。
 
ベートーヴェン交響曲第五番 op.67 で、指揮はアンタル・ドラティミネアポリス交響楽団NML)。正確な録音年代はわからないが、ドラティミネアポリス響はモノラルからステレオ初期に、マーキュリー・レーベルに大量の録音を残しているという。このベートーヴェン、めっちゃおもしろい。音は現在の基準でいうとあまりよくないが、少し速めのイン・テンポで、ガンガン推進していく爽快な演奏だ。ドラティはオーケストラ・ビルダーとして名高いらしく、ミネアポリス響もドラティによって名が知られた。アンタル・ドラティ(1906-1988)はハンガリー出身の名指揮者。

ベートーヴェンの「コリオラン」序曲 op.62、序曲「レオノーレ」第三番 op.72b で、指揮はアンタル・ドラティミネアポリス交響楽団NML)。■コダーイ組曲「ハーリ・ヤーノシュ」で、指揮はアンタル・ドラティミネアポリス交響楽団NML)。

コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ 他

コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ 他

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ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 / 大野和士 / 藤田真央 / 東京都交響楽団【期間限定2024年1月31日まで】 - YouTube
藤田真央の第一楽章がよかった。なよなよっとして、あまりこの曲の(わたしの)イメージではなかったが、でも最後までこの曲を掴んで離さなかった。正直いってこれまで藤田のピアノはさほどとも思わなかったが、やっぱり才能あるなと感じた。
 緩徐楽章はちょっと休んだのか、ダメだったと思う。最初からこれだったら、この録音は聴かなかっただろう。
 終楽章はなかなか力強かったが、まあ、ふつう、よくも悪くもなし、ってところ。
 ふつうに弾けてはいたので、会場にいたら温かい拍手を贈ったと思う。大野和士は全体的にサポートに徹し、特に見せ場はなかった。この曲は巨大だが、ピアノもオケも、あまり音圧は感じられないような演奏だった。
 
夜。
Best of Deutsche Grammophon 2023 - YouTube
冒頭がヴィキングル・オラフソンのピアノによるゴルトベルク変奏曲(抜粋)。動画全体(一時間半もある)はあとで適当につまみ食いして視聴する予定。
 
 
君に届け 2ND SEASON』(2011)第12話(最終話)まで一気観。あーよかった。ハッピーエンドはわかっているのだが、胸が、というより胃が痛くなるようなすれ違いで、何だ、1期と全然ちがうじゃん! まあ八割はつらい話だったけれど、これはこれですばらしかった。お互いを想う気持ちが強すぎて、すれ違っちゃうとかな。友だちの吉田と矢野、それから決して仲良くはなれないんだけれど、負けヒロインのくるみ、最高だった。相手役の風早はどうなんだろう、あいかわらず、あんまリアリティのない男子のように思える。
 もー、クッソ泣いたわ。さて、来年、十何年かぶりの3期が決定してるんだけど、やることあるのかね。これできれいに終わっているように見えるのだが。ま、何にせよ楽しみ。