マリス・ヤンソンスによるブラームスを聴く

日曜日。晴。
寝坊。九時近くまで眠ってしまった。
 
わりと明るいのだが雪が乱舞し始めた。この冬の初雪。
午前中はずっとぼーっとする。
 
昼。
NML で音楽を聴く。■ブラームス交響曲第一番 op.68 で、指揮はマリス・ヤンソンスバイエルン放送交響楽団NML)。まさにいまの自分に必要だった演奏。2007年10月の録音。

ブラームス交響曲第二番 op.73 で、指揮はマリス・ヤンソンスバイエルン放送交響楽団NML)。フィナーレに圧倒される。2006年3月の録音。ブラームス交響曲第三番 op.90 で、指揮はマリス・ヤンソンスバイエルン放送交響楽団NML)。2010年1月の録音。■ブラームス交響曲第四番 op.98 で、指揮はマリス・ヤンソンスバイエルン放送交響楽団NML)。特に終楽章のパッサカリアが、年に何回あるだろうというくらいの音楽体験だった。陳腐な言葉だけれども、圧倒的だったという他ない。2012年10月の録音。
 これでヤンソンスの指揮で、ブラームス交響曲全曲を聴いた。昼食後に聴き始めて、夕方になってしまいましたよ、しんどかったー。(古くさい筈の)ブラームスの音楽が21世紀にあっても生きている、そのことを確信させられた。
 
 
夜。
「鎌倉殿の13人」完結。毎回おもしろかった(?)のは確かだが、とにかく陰惨すぎた。史実があるから仕方がなかったのかも知れないが。全体としては、義時の「闇堕ち」っていうところで筋が通っていた、のかな? 前半は頼朝を演じた大泉洋の(向日性の)存在感がやはり大きく、それで救われていたと思う。そういや義経役の菅田将暉もよかったな。主役の小栗旬の義時は、ちょっとモノトナスで、わたしはそれほど惹かれなかった。