「ベイブ」(1995)を観る

日曜日。晴。いい天気。
 
ドラッグストア。市のお得クーポンの残りを使う。
スーパー。
 
昼から曇る。
NML で音楽を聴く。■マーラー交響曲第六番で、指揮はマリス・ヤンソンスバイエルン放送交響楽団NML)。

 
今日は何もしたくないな。
吉田健一『変化』を読み始める。何をいっているのか、凡庸なわたしにはよくわかりかねるけれども。たんなる思いつきをダラダラと書き連ねているようにも見える(まあ、このブログもそんなものだが)。変化がなければ、人は生きていけない、そう、それは確かにそうだ。硬直はいけない、それも確かにそうではある。吉田健一の深さ。
 反復こそが幸福だという考え方がわたしは好きである。もっとも、その反復には、変化がないわけではないかも知れない。というか、反復はいつも初めてを体験するのだ。何をしても、常に新しいということ。その意味で、人生はすべて反復であっていいし、決して反復など存在しないといってもいい。
 
 
夜。
U-NEXT で「ベイブ」(1995)を観る。監督はクリス・ヌーナン。小ブタのベイブ、かわいすぎるだろう。たぶんこの映画、随分と昔に観たことがあるんだけれど、そんなこと関係なしによかった。中沢さんの『今日のミトロジー』にあったので観てみたんだが、人間と動物と、また動物たちどうし、生命圏の交感がしっかりあって、もう終始感動していた。ただのシナリオ技術だけの、お涙頂戴ではないよね。ってまあ、そんなめんどうなことをいわないでも、誰でも楽しめるよい映画です。