岐阜 CINEX で映画「戦争と女の顔」を観る

雨。早起き。昨日からずっと仏間で過ごしている。
頭が悪くなって落ちこぼれる夢を見る。試験もてんでできない。
ラヴェルのピアノ協奏曲
 
 
朝九時に家を出て、柳ヶ瀬(岐阜市繁華街)の CINEX で映画「戦争と女の顔」を観る。2022.7.26藤原帰一さんの映画紹介で興味をもって、岐阜県では短期間 CINEX で上映されることを知ったので、観てきた。わたしは CINEX は初めて。観客は10人くらいで、多かったのか少なかったのか。
 舞台は第二次世界大戦ののちのソ連で、戦争に従軍した女性兵士、二人は戦友であるが、の帰還後の物語となる。アレクシエーヴィチの『戦争は女の顔をしていない』(ブログ検索)をリスペクトしての作品ということだ。映画としての出来となると正直わたしにはわからないが、PTSDを患う主人公を含め、セリフの少ないひどく暗鬱な展開を、よく緊張感を保たせていたという感想である。それでなければ、わたしには陰惨すぎて観ていられなかっただろう。救いというものはほとんどないが、ラストに多少希望のようなものがあったのは確かに救いだった。なお、戦争の悲惨さを描いてはいても、単純な反戦映画に終わっているものではない、むしろそのようなメッセージは陽に出ていないとは、いっておきたいと思う。
 
 
雨の中、昼食はコメダ珈琲店岐阜領下店にて。ミックストースト+ブレンドコーヒー1160円。
 
母診察。
銀行ATM利用。
 
検索してみたら、CINEX は一昨年いちばん大きなスクリーンを閉鎖・改装して、劇場にしたのだな。いまは、わたしが今日訪れた 5F の小規模な 3スクリーンだけなのか。実質的にミニシアターなんだな。わたしの高校生のときは柳ヶ瀬に映画館は五つあって、CINEX はそのうち二つが統合されてリニューアルしたものだが、いつまで続くものか。まあ、無料駐車場もない、さびれた柳ヶ瀬に映画を観にいく人もほとんどおるまい。
 

 
明日電気工事屋が来るので、部屋を工事ができるようにする。ひどく蒸し暑く、汗でベタベタになる。
 
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第七番