五十嵐貴之『はじめての Android プログラミング入門』

晴。
昨日の母親の Vista 機いじくりの続き。結局アメリカ製のハードディスクとの相性が悪く、うまく Linux がブートできない。色いろやってみて、HDD を替えて最初からやりなおすことにする。まず、日本製 HDD の中身を移動させて空きにするのに一時間。もう一度 Linux Mint 17.2 Cinnamon 32bit を外付けHDD にインストール。で、立ち上げてみるが、なんとブートローダーが壊れている…。どういうことか。もう一度30分以上かけてやり直してみるが、同じ結果に。殆ど諦めかけたが、ふとブートローダーを修復するソフトの記事をどこかで見たような…。検索して探してみると、確かに boot-repair という Linux ソフトがある。これを使ってみることに。ただし PPA なのでぐぐりつつリポジトリを追加し、boot-repair をインストールして修復を試みる。一応できたみたい、祈るような(?)気持ちで PC を再起動させると、見事開通! 思い通りにうまくいきました。あとは Chrome をインストール、日本語環境を整えてとりあえずお終い。母親に手渡すことができました。もちろん Windows Vista も今までどおり使えますよ。残った課題は、メーラーの導入とプリンタ・ドライバのインストールだが、どうなることやら。こんなことばかりやっていて、もうすぐ仕事の時間だ。(PM1:49)

音楽を聴く。■バッハ:フーガ BWV1000、リュート組曲ト短調(原曲 ホ短調)BWV996 (イェラン・セイシェル)。ギターでの演奏。心に染み入ってくる。

バッハ:リュート作品全集

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図書館から借りてきた 、五十嵐貴之『はじめての Android プログラミング入門』読了。「プログラムって何」というレヴェルの人を対象にしているようなので、さすがにあまり参考にならなかった。しかし、想定されている読者が何なのか、いまひとつよくわからないところもある。こんな内容の中にオブジェクト指向プログラミングを説明しても、まったく効果がないであろう。というか、はっきり云って OOP の説明になっていないし。まず、JavaJava でしっかりやる必要がある。全体として散漫な内容で、流行を追いかけただけのやっつけ仕事。
はじめてのAndroidプログラミング入門[決定版] (BASIC MASTER SERIES)

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Linux MintメーラーThunderbird だが、設定は能うかぎり簡単なことが判明した。メールアドレスとパスワードさえわかればできてしまうのである。実際、設定は一瞬で終了した。複数のメールサービスを利用していても、それらも簡単に利用できそうな感じである。超便利。
 しかし、Vista 機(XP 機ではたぶん無理だと思う)が最新 OS に替わるわけだから、結構すごくない? 値段も外付けHDD 代だけ。その HDD なのだけれど、いま売っているのは最低でも 500GB はあるね。そんなに必要ないから、もっと安くして欲しいというのはないのだな。それから、Vista のサポートは 2017年までだが、Linux Mint 17.2 は 2019年までの長期サポート。(AM0:38)
 最近では Windows よりも Linux を使うことが多いが、その理由は何だろう。僕は別に Windows がいけないと言うつもりはなくて、多くの人が使うだけのことはあると思っているが、Linux の方が使って気持ちがいいのは確かだ。Windows は必要なソフトがなくて、要らないものがありすぎると感じる。例えば、Windows のエディタはデフォルトのものがなく、いわゆる「メモ帳」しかない。無料のエディタとして「サクラエディタ」を入れているが、Linux Mint に標準で入っている Gedit の方が使いやすい。また、Linux Mint は(ベースのUbuntu はそれほどではないが)オシャレ。自動でダウンロードされる、邪魔臭い Windows Update がなくて、アップデートはマニュアルで好きな時にやればいい。そして、プログラミングをするには Windows とは比較にならないくらい適している。結局、Windows は基本的に Microsoft の利益のためにならないことはやらないし、むしろそれ以外を排除してくる。Linux はそうではない。一方、Linux に弱点があるとすれば、ある程度の PC に関する知識は必須である。敷居が高い。まあしかし、僕なんかでも Google 先生に聞きながら何とかやれているから、皆さん大丈夫でしょう。