サブ機を Ubuntu 16.04 LTS にアップグレード

晴。
6時前に起きる。サブ機の Ubuntu 14.04 LTS が 16.04 LTS Xenial Xerus にアップグレードされる筈なのだけれど、ちっとも更新の案内が出ない。ぐぐってみても、16.04.1 LTS が既にリリースされている筈であるのに。色いろサーバーを変更してもダメで、端末で do-release-upgrade でもダメ。もう埒が明かないので、-d オプションを付けて do-release-upgrade を叩き込む。これだと16.04.1 LTS ではないかも知れないが、まあいいや。どうせアップデートで同等になるし。ということで、一時間程度でアップグレード完了。まあしかし、見かけは別に 14.04 LTS と同じなので、気分を変えるためにデスクトップのテーマを変更する。 Unity のランチャーを画面の下部に置くことができるようになったが、やってみるとサブ機の横長な画面では上が窮屈なので、前と同じ左に置くようにする。「ソフトウェアセンター」が廃止されて「Ubuntu Software」に変更されたのは改善。
 なお、Ubuntu でバージョンをアップグレードしたのは初めてなのだが、殆どの設定は前から受け継がれるようだ。Ruby もふつうに動くようである。Google Chrome の出してあるタブまでそのままだった。

昼から、旧XP機の LMDE2 に火を入れる。案の定、大量のアップデート。何か大規模なアップデートらしく、LibreOffice の全更新など、50くらいの更新があった。しかし Windows Update ではなく Linux なので、自分の都合のいい時にダウンロード、インストールができるからありがたい。Windows Update のせいで、使っているアプリケーションのレスポンスが極端に悪くなったりした経験をお持ちの方も多いと思う。それから、Windows Update は何故あんなにメモリを喰うのか。父の Vista も母の Vista も、Windows UpdateChromeウイルスバスターだけで Cドライブが一杯になり、サポート期間中なのに実質的に使えなくなってしまったりした。
 それにしても、10年以上前の旧XP機がいまだに現役で使えるのは、さすがに LMDE (Linux Mint Debian Edition) のおかげだと思う。さすがに Ubuntu やふつうの Linux Mint ではキビシイのではないか。ぐぐってみると、XP機でもそれほど前のマシンでなければ、Linux Mint 17 が入るようで、これなら最新に近い。「現役で」と書いたが自分には誇張ではなく、ネット閲覧やプログラミングは充分可能で、最新の RubyPython を使っているし、エディタの Gedit や簡易 IDE である Geany、また最新の LibreOffice もちゃんと使える。HDD の空き容量は 50GB くらいだが、これらの目的には足りる、という感じだ。Windows もいいが、いまどき使っていない PC を腐らせている家は少なくないだろうから、遊びで Linux は是非オススメである。
 それこそ、格安で入手した中古 PC の Linux 化に、ちょっと挑戦してみようと思っている。遊びで色んなディストリビューションを入れてみたいのだ。
※参考 僕のパソコン - オベリスク備忘録(跡地)
 よく Microsoft Office に慣れると LibreOffice ではダメだと言う方が多いが、試しに LibreOffice Writer を使ってみたところ、それほど Word に染まっていない自分には問題なかった。仕事で使う方にはダメかもしれないが、自分などには LibreOffice Writer で充分であるようだ。Excel なんぞは殆ど使っていないから、LibreOffice Calc はどういう感じだろうか。ただ、Excel 本などは大量に出版されているけれど、LibreOffice は使い方を何で学ぶかだな。ネットにいい入門サイトがないか知らん。そうそう、ちなみに GIMP にはいい入門サイトがありました。プロでもなくて Photoshop は高価だという方は、高機能なのに無料である GIMP を試してみては如何でしょう。Linux では簡単にインストールできます(GIMPWindows でも使えます)。