現代詩文庫『続・白石かずこ詩集』/iPad mini で Kindle アプリ

雨。
音楽を聴く。■シューマン交響曲第三番op.97(バレンボイム)。第一、第二、第三楽章は速めで、終楽章は遅め。悪くないが、自分の好みからすると多少薄味で、物足りない。バレンボイムらしく、テンポはよく動かす。

Symphonies

Symphonies

ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲第八番op.110(エマーソンSQ、参照)。ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲の中でもっとも有名な曲であろう。ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲を挙げるとき、個人的にいちばん好きな曲というわけではないが、それでも二十世紀音楽の傑作たるを失わない。クラシック音楽を聴いたことがない人にも、この曲のインパクトは充分伝わるだろう。十代の終わりに、ボロディンQの演奏でこの曲に衝撃を受けたことを思い出す。■ショパン:二十四の前奏曲op.28、前奏曲変イ長調op.Posth、前奏曲嬰ハ短調op.45、ノクターンop.62-1, op.62-2(ラファウ・ブレハッチ)。初めて聴くピアニスト。この演奏、リサイタルならかなり満足して帰れるのではないか。特に音色が素晴らしい。レコーディングだからなのか、勉強してあって曲がきっちり弾かれている。反面、コントロールされすぎていて、息苦しい感じがしないでもないが、これは欠点とは云えないだろう。解釈に奇を衒ったところは皆無なので、安心して聴けると云えば云える。まだこのピアニストがわかったという感じはないのだが。とにかく、実力は伝わってくるし、自分は詳しいことは何も知らないのだが、既に人気があっても驚かない。強烈な個性というのではなさそうだけれど、まあこれだけでは断言はできないだろう。おもしろかったです。なお、変イ長調前奏曲は初めて聴く。短い曲で、あっという間にお仕舞い。
Complete Preludes

Complete Preludes


強い雨の中、図書館。雨の中で吹き上げている公園の噴水が豪快だった。
図書館から借りてきた、現代詩文庫125『続・白石かずこ詩集』読了。白石かずこについては全然知らないが、『構造と力』の最後に彼女の詩が引用されていたのは覚えている。ドライ&ハードボイルド。しかし、図書館なら現代詩文庫くらい揃えておいてくれよ。本書はたまたま存在したのです。
続・白石かずこ詩集 (現代詩文庫)

続・白石かずこ詩集 (現代詩文庫)

iPad miniKindle アプリを入れて、古典を色々無料ダウンロードしてみる。活字がすごくキレイだな。久しぶりに読んでみると、鴎外、露伴、素晴らしいではないか。意外に感動する。これはちょっとハマリそう。和田裕介さん(一部では「ゆーすけべー」さんとして有名)の Perl 本も、安かったので(480円)DLしてみる。これもよさそう。なお、画面の背景は、白だと活字がじつにキレイなのだが、長時間読んでいるとちょっと眼が疲れるかも。セピア色の方がいいかも知れない(読む人の好みではあろうが)。なお、アプリのマニュアルはどこかにあるのか、よくわからない。だいたい弄っていればわかるが、ここなどが参考になる。それから、読んでいるときは Wi-Fi を切っておいた方が、バッテリーの減りがだいぶ少なくなる。
舞姫

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高瀬舟

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連環記

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Perlについて語ろう

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