高橋源一郎『還暦からの電脳事始』/マイケル・ウォルツァー『解釈としての社会批判』

日曜日。曇。
高橋源一郎『還暦からの電脳事始』読了(電子書籍版)。いやあ、おもしろかった。id:SHADEさんからのコメントで教えてもらったので、早速DL。アマゾンのレビューでは酷評されているが、気持ちはわからないでもない。たぶん、生まれた時からネットがあるような時代の人には、当り前すぎて何にもおもしろくないのだろうが、自分はオジさんで、かつ源一郎さんのファンだから、一気に読んでしまった。本書を読んでいて思ったが、ネットは自分が想像していた以上に(よくも悪くも)世界を変えることを確信した。「電脳生活」に自然に慣れている世代は、我々の思ってもみなかったやり方でコンピュータを使うだろう。
 しかし、電子書籍、便利すぎる。無料コンテンツもありがたいし(古典の再読が増えそう)、なにせ本を置く場所のことを考えなくても済むというのは、予想以上にいい気分だ。気をつけないとバカ買いしそう。それにしても、源一郎さんではないが、iPad が手放せなくなりそうだ…。

還暦からの電脳事始

還暦からの電脳事始


Kindle 版で宮沢賢治作品集(99円)を買う。取りあえず「よだかの星」を読んでみたら泣きそうになった。
宮沢賢治 作品集 255作品収録

宮沢賢治 作品集 255作品収録

僕の iPadWi-Fi モデルなので、携帯やスマホみたいにどこでもネットが使えるわけではない。で、無料の公衆無線LANWi-Fi)接続ができるところを探してみたら、さすがに完全無料なところは少ない。で、調べたところでは、このサイトが役に立った。「FREESPOT」というサービスは完全に無料なのだな。あと、ウチの近くにはローソンが多いので、ここの無料サービスは便利かと思ったら、今ちょうど専用アプリの具合が悪いらしく、レビューで酷評されていた。不具合が直ったら登録してみるかな。それからJRだが、JR東日本JR西日本は無料サービスが充実しているけれどJR東海は相変わらずの低水準サービスで、他会社の有料サービスしかない(新幹線も同じ)。リニアとか言っていないで、当り前のサービスを当り前にやって欲しいと思う(これは無線LANサービスに限らない)。
※追記 後から調べ直したら、JR東日本と西日本も、他社の有料サービスでした。なーんだ。JR東海さん、失礼しました。やはり無料はほんの一部だけだな。東京都営バスと東京メトロは無料みたい(自分には関係ないけれど)。

マイケル・ウォルツァー『解釈としての社会批判』読了。
解釈としての社会批判 (ちくま学芸文庫)

解釈としての社会批判 (ちくま学芸文庫)