神林長平『敵は海賊・海賊の敵』

晴。のち雨。
寝過ぎ。
神林長平敵は海賊・海賊の敵』読了。神林長平を読み始めたのは、中学生の時か、それとも高校生か。今の中高生が、ライトノベルを読むような感覚だろうか。一時期は好きで、出るものすべてを読んでいたが、いつ頃からか、すべてはフォローしなくなってきた。それでも、「戦闘妖精・雪風」と「敵は海賊」のシリーズは読んでいる。本書は「敵は海賊」シリーズの最新作で、しかし発売されてから一年以上積ん読にしておいたものを、今回読んでみた。まあSFで、スペース・オペラなんだろうね。今ではちょっと幼稚に思えるところもあるのだが、それでも楽しく読み終えたので、自分にはまだこういう感覚も残っているのだなと思った。自分の中のオタク的なところに反応するというか。続きが出れば、また読むだろう。シャルファフィン・シャルファフィアスが出てきたのは懐かしかった。

敵は海賊・海賊の敵 (ハヤカワ文庫JA)

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