ぴあMOOK『山下達郎"超" 大特集!』

晴。
ぴあMOOKの『山下達郎"超"大特集!』落手。id:SHADEさんに教えて頂いたもの。自分が聴いてきた中で、山下達郎はいちばん長く聴いている音楽家なので、とても興味深かった。達郎本人や奥さんの竹内まりやさんへのインタヴュー、「100問突撃」などが、読んでいて特に惹き込まれてしまいましたよ。それから、年表を見ていると、何とも自分の人生と重なっていることに、驚かされる。ああ、あの時は達郎のこんな曲を聴いていたなとか、つい思ってしまいました。
 それに、正直なことを云うと、自分はクラシック音楽を主に聴いているのだが、その上で、音楽的に聴けるポピュラー音楽の書き手は、じつはとても少ない。ポピュラー音楽でももちろん聴かせる音楽家はたくさん存在するのだが、音楽以外のところに価値があるものがほとんどだと、自分は勝手に思っている。しかし、達郎は、音楽的にも価値が高いと思う。福田和也が、山下達郎武満徹よりも凄いのではないかというようなことを書いていたことがあったけれど、気持ちはわかるのだ。坂本龍一が、山下達郎は現代音楽の作曲家になっても、ユニークな作曲家になっただろうと言っていたことも、ちょっと思い出される。

ぴあ Special Issue ~山下達郎“超

ぴあ Special Issue ~山下達郎“超"大特集号~ (ぴあMOOK)

原武史を読む。

ホントかねと思うが、ノーベル文学賞なんてこんなものだとも云える。ノーベル文学賞を貰ったから一流作家とか、馬鹿馬鹿しいし。これはもちろん、莫言氏の文学が一流でないと言っているわけではないですよ、為念。積ん読のままで、まだ読んでいないので。
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