お口の軽い政治家について

朝日新聞web版 2011年3月3日21時15分

 前原誠司外相は3日、過去に脱税事件に関与した人物の関係会社から献金を受けていたと明らかにした上で「調査して全額返金する」と話した。また、この関係会社から野田佳彦財務相蓮舫行政刷新担当相にも献金やパーティー券代が渡っていたことを明らかにした。
 国会内での記者会見で前原氏は、2004年に法人税法違反事件で東京地検に逮捕、起訴された会社役員が関係する複数の企業から献金やパーティー券の購入があったと説明。「すべて私の責任。国民のみなさまにおわび申し上げる」と謝罪した。
 また、「事件のことを知らず、会社役員の知人を野田氏と蓮舫氏に紹介した」と話した。2人の政治団体政治資金収支報告書によると、07年6月に野田氏側にパーティー券代40万円、蓮舫氏側に献金120万円が渡っていた。
 前原氏は、自身の政治団体の報告書に記載ミスがあった問題で、報告書を訂正したと明らかにした。09年分の報告書で、パーティー券を購入した会社の住所と代表者が誤っていた。「秘書がネットで社名を検索し、同名の別会社の住所と代表者名を確認せずにそのまま記載した」と説明した。


自分は政治家が私腹を肥やそうが、政治家としての本質にはあまり関係がないと思っているけれども、こいつらの口の軽さは何だろう。よくも「政治と金」などと平気で言ってきて、こういうことをするものだと呆れる。私腹を肥やすより、この口の軽さの方が政治家としてどれだけ問題か。小沢事件に比べ、マスコミの態度にも呆れる。どうしてこれに対し、マスコミは罵倒・追求しないのか。こういうマスコミの態度も、もう慣れっこになってしまったといえば、そうではあるが。

これも呆れる。朝日新聞web版 2011年3月5日12時17分

 民主党岡田克也幹事長は5日午前、政治資金規正法で禁止されている外国人からの政治献金を受けていた前原誠司外相について「事務的なミスで、いちいち大臣を辞めるのはいかがかと思う」と述べ、進退問題に発展させるべきではないとの考えを示した。テレビ東京の番組で語った。
 前原氏は京都市内の在日韓国人の女性から4年間で計20万円の献金を受けていた事実を認めたうえで、さらに調査している。岡田氏は「外国人からの献金がいけないのは事実だが、事務所で周知徹底されていなかったと思う。金額も限られている」と前原氏を擁護した。


いい加減にしろ。