ル・クレジオ『物質的恍惚』/福井憲彦『近代ヨーロッパ史』/赤瀬川原平『ちょっと触っていいですか』

曇。
プール。アピタ。
ル・クレジオ『物質的恍惚』読了。

物質的恍惚 (岩波文庫)

福井憲彦『近代ヨーロッパ史』読了。基本的に、無味無臭の「教科書」。近代西欧を取り扱いながら、ウィリアム・モリスやガウディの名は出てくるのに、マルクスの名が一切出てこないのには、驚かされる。

近代ヨーロッパ史 (ちくま学芸文庫)

赤瀬川原平『ちょっと触っていいですか』読了。「中古カメラ病」者の、楽しい本。しかし、試し撮りの写真が実にきれいだ。自分のデジカメなど比較にならない。コンパクト・デジカメでいいやつが欲しくなってきた。それはそうと、カメラは急速にデジタル化してしまったな。そのうち、フィルムは写真屋で扱ってくれなくなってしまうかもしれない。それと同じ関係なのだが、アピタ各務原店のCDショップが閉店になる。本当にCDが売れなくなっているらしい。CDプレイヤーもいいものは少なくなりつつある。mp3とかは、音質が悪くてクラシック音楽はとても聴けないのだが。

ちょっと触っていいですか―中古カメラのススメ (ちくま文庫)