プロティノス『美について』/『スプートニクの恋人』

曇。
カルコス各務原店。講談社文芸文庫の新刊がまだ入っていない。この本屋は近くて便利なのだが、いつも諸々の新刊が入るのが遅いのが難点。
プロティノス『美について』読了。エネアデスの全訳はあるのかな。

プロティノス「美について」 (講談社学術文庫)

プロティノス「美について」 (講談社学術文庫)

村上春樹スプートニクの恋人』読了。最初はいけ好かない小説だと感じたが、さすがに読ませる力がある。(以下ネタバレ(?)。)ああ、よかった。このまま終ったらどうしようかと思った。
「こちら側」と「あちら側」というのは、『アフターダーク』もモロにそうだな。いや、それに限らないかも知れない。村上文学における「鏡」の役割。
スプートニクの恋人 (講談社文庫)

スプートニクの恋人 (講談社文庫)