荒川洋治『日記をつける』/カポーティ『遠い声 遠い部屋』

晴。
安永祖堂が触媒となる。

荒川洋治『日記をつける』読了。さらさらと流れる文章。ちなみに、著者はブログに否定的である。

日記をつける (岩波現代文庫)

日記をつける (岩波現代文庫)

カポーティ『遠い声 遠い部屋』読了。カポーティ出世作カポーティはまず文体のことが言われることが多いが、訳文ではさほど「濡れた」文体という感じはしない。じっくりと書かれたことはわかる。全篇に亙って、緊張感は持続している。書かれるに丸二年を要したらしい。
遠い声 遠い部屋 (新潮文庫)

遠い声 遠い部屋 (新潮文庫)


風邪気味。昨日、風の冷たい中を歩いたせいかなあ。PL顆粒を飲んでおく。